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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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エア・フォースII
エア・フォースII_d0030824_402673.jpg『IN HER LINE OF FIRE』 アメリカ/2006
監督:ブライアン・トレンチャード=スミス
出演:マリエル・ヘミングウェイ デヴィッド・キース
    デヴィッド・ミルバーン ジル・ベネット ジェシー・ハッチ
    シドニー・ジャクソン パトリック・ケイク



テレビ映画などのB級作品の多いブライアン・トレンチャード=スミス監督によるアクション。
タイトルだけ見ると「エアフォース・ワン」の続編に思われるが、全く関係のない邦題である。
出演は「マンハッタン」のマリエル・ヘミングウェイ、「デアデビル」のデヴィッド・キース、「アイス・スパイダー」のデヴィッド・ミルバーンなど。

<あらすじ>
外交活動のため、エアフォース2に乗った副大統領ウォーカー(デヴィッド・キース)と、彼の護衛をするシークレットサービス(マリエル・ヘミングウェイ)たち。
しかし、乱気流と落雷によって飛行機は海へ墜落、辛くも脱出したウォーカー達が流れ着いたのはとある小国の反政府ゲリラが支配する孤島だった。
突然の襲撃に逃げるものの、ゲリラの訓練をする傭兵に正体が知られてしまい、追われ続ける。
元海兵隊のウォーカー達は反撃を開始するが…。

<作品解説>
ぶっちゃけていうと、ストーリー性はゼロと言っていい作品です。
まずタイトルの「エアフォースII」からスカイパニックと思ってしまいますが、冒頭の墜落シーンのみ…ゲリラ達もアホみたいに弱く、元海兵隊で湾岸戦争経験者の副大統領と女性SSにパタパタと倒されていきます。
一応、ピンチなシーンもいくつかあるんだけど、常に緊張感がゆるーい感じ。
微妙な特撮シーンだとか、キャラも語られないままにやられちゃう登場人物たち、意外に落ち着いているホワイトハウスの面々など、どれをとっても中途半端感が否めません。
元ネタとしては「コマンドー」「ランボー」とかその辺でしょうか。
そういう意味では近年ほとんど作られる事の無くなったタイプの作品です。

<見どころ>
マリエル・ヘミングウェイが実質主人公(クレジットでもトップにきている)、なかなかの格闘シーンを見せてくれます。
ラスボスの弱さはある意味必見(笑)。

<出演者>
デヴィッド・キースは中堅俳優として「メジャーリーグ2」や「U-571」などにも出ていますが、主演となると…まあ、魅力に欠けます。
マリエル・ヘミングウェイは文豪アーネスト・ヘミングウェイの孫娘であり、「マンハッタン」ではアカデミー賞にもノミネートされた実力派女優です。
もっとも近年ではメジャー作品に出ていませんが…。

もう、単純なアクション映画です。
とことんアメリカ的、アンクルサム万歳!
邦題の付け方にも問題ありですが、amazonなどの作品解説も適当ですね。
とりあえず言えるのは「飛行機は墜落」、スカイパニックはオマケでした。

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by syosei7602 | 2007-11-02 23:59 | アクション/アドベンチャー
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