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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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あなたになら言える秘密のこと
d0030824_043133.jpg『THE SECRET LIFE OF WORDS』 スペイン/2005
監督:イザベル・コイシェ
出演:サラ・ポーリー ティム・ロビンス ハビエル・カマラ 
    エディ・マーサン スティーヴン・マッキントッシュ
    ジュリー・クリスティ レオノール・ワトリング ダニエル・メイズ
    スヴァレ・アンケル・オウズダル


公開時コピー
彼女の名前はハンナ
友達・家族・趣味・将来の夢──すべてなし
どこで生まれ、何をしていたのか?
過去のことは聴かないで


「死ぬまでにしたい10のこと」のイザベル・コイシェ監督とサラ・ポーリーが再び組んだヒューマンドラマ。
出演は「ミスティック・リバー」のティム・ロビンス、「トーク・トゥ・ハー」のハビエル・カマラ、「マイアミ・バイス」のエディ・サーマン、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」のスティーヴン・マッキントッシュなど。

<あらすじ>
ある工場でひたすら寡黙に働く耳が不自由な若い女性ハンナ(サラ・ポーリー)。
4年間無遅刻無欠勤の彼女は、働き過ぎという理由から無理に1ヶ月の休暇を取らされる。
特にあてもなく長距離バスに乗り込んだ彼女は、ある港町に降り立ち、昼食で立ち寄った日本料理屋で、電話をしていた男の話を聞く。
海に浮かぶ油田掘削所で火事があり、大火傷を負った作業員の看護士を捜しているという話しだった。
ハンナはその看護を申し出る。
海の真ん中に浮かぶ油田に着いたハンナは、事故で火傷を負い、視力を一時的に失ったジョゼフ(ティム・ロビンス)の看護を始める。
ジョゼフは、ハンナに名前や出身地を尋ねるが彼女は答えない。それでもジョゼフはユーモアを交えて彼女に話しかけ続けるのだった。
やがて、ハンナの心に少しずつ変化が現れる。

<作品解説>
「死ぬまでにしたい10のこと」で、個人的にサラ・ポーリーが淡々としすぎた印象を持ったんですが、本作は見事でした。
人と関わることを避け、規則正しく生活する主人公ハンナ。真面目すぎるが故に休暇を取らされ、大けがの為に動かすことの出来ない男ジョゼフの看護をすることになります。
彼女を合わせてもわずか8人ほどしかいない、作業の中断した油田掘削所…それぞれが孤独を抱えている中で、ハンナとジョゼフはなんて事のない会話を続けていきます。
ジョゼフは目が見えないために、彼女の容姿などを想像して話しているのですが、見えないからこそハンナは少しずつ自分の事を語ります。
さて、本作の肝はタイトルにある通り心に秘めた…他人には簡単に語ることの出来ない秘密が出てくるわけですが、これが終盤に語られるくだりは何とも言えない切なさがこみ上げてくる名シーンです。
シナリオとしては、そこにいたるまでの前フリがほんの少しずつでしか出てこない、さらに回想シーンが全くないのがすごい。見ている側は登場人物達の依存するのではなく「客観的に共感」してしまいます。
つまり秘密は秘密であり続け、それがどのような大きさであろうとも、どんな話しであろうとも、ハンナが語りかける相手はジョゼフであり、観客である…その瞬間が本作のテーマになります。

<見どころ>
中盤くらいまで、見事なまでに無表情なハンナ役のサラ・ポーリー。
終盤になってその表情がフッとほぐれるんですが、これがとても良い。
それとは対照的に、彼女が語る「秘密」のくだりは思わず泣けてきます。

<出演者>
「死ぬまでにしたい10のこと」が個人的には今ひとつでした。というのも、サラ・ポーリーの演技がイマイチ乗り切れていない感じがした為ですが、本作は見事。
ジョゼフを演じるティム・ロビンスはユーモアとも言える減らず口を叩きつつ、静かにハンナを受け入れるシーンははまっていました。

静かな作品ですが、心に仕舞い込んだ秘密そのものをうまく描いた名作です。
序盤と最後のナレーション、ラストが些か蛇足気味の気がしましたが、それを補って余りあるシナリオの秀逸さと演技力を感じさせてくれます。

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by syosei7602 | 2007-10-30 23:26 | ヒューマン/ドラマ
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