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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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マスク・オブ・ゾロ
マスク・オブ・ゾロ_d0030824_205214.jpg『THE MASK OF ZORRO』 アメリカ/1998
監督:マーティン・キャンベル
出演:アントニオ・バンデラス アンソニー・ホプキンス
    キャサリン・ゼタ・ジョーンズ スチュアート・ウィルソン
    マット・レッシャー ヴィクター・リヴァース L・Q・ジョーンズ
 


公開時コピー
20世紀最後のヒーローがやってくる!

日本では「怪傑ゾロ」として知られるジョンストン・マッカリーの小説の映画化。
「007/カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベル監督が小気味よいテンポで魅せる剣劇アクション。
2005年に続編「レジェンド・オブ・ゾロ」が製作された。
出演は「デスペラード」のアントニオ・バンデラス、「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンス、「エントラップメント」のキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、「アウト・オブ・タイム」のスチュアート・ウィルソンなど。

<あらすじ>
スペインから独立したメキシコ。
カリフォルニア知事のドン・ラファエル・モンテロ(スチュアート・ウィルソン)は、本国へ帰国する前に、民衆の英雄であるゾロ(アンソニー・ホプキンス)を倒そうと待ちかまえるが逃げられてしまう。
しかし、ゾロの正体が街の名士ドン・ディエゴ・デ・ラ・ベガだと知ったモンテロは、彼の屋敷に乗り込んでくる。ディエゴはモンテロとの闘いで妻を失い、幼い娘エレナをさらわれた挙げ句、投獄されてしまうのだった。
20年後、再びカリフォルニアにやってきたモンテロ。ディエゴはモンテロに復讐するために脱獄するが、彼の側には成長したエレナ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)がいた。
同じ頃、盗賊のアレハンドロ(アントニオ・バンデラス)はモンテロの部下であるラブ大尉(マット・レッシャー)に兄を殺され、自暴自棄になっていた。
やけ酒を浴びるアレハンドロは偶然ディエゴと出会う。
ディエゴは、アレハンドロが20年前に手助けをしてくれた少年だと知り、彼を後継者とすべく鍛え始めるのだった。

<作品解説>
小気味よいテンポとベストキャスティングで人気を博した作品です。
ワイヤーアクションがハリウッドで一般化する前なんですが、剣劇とアクロバティックなアクションが気持ちよく、またユーモアがかしこに含まれているという絶妙なバランスが見事。
なによりも出演者達がとても生き生きしています。
本作でアントニオ・バンデラスとキャサリン・ゼタ・ジョーンズは、日本でも知られるようになったのですが「羊たちの沈黙」のイメージが強いアンソニー・ホプキンスが好演しているのも印象的。
本作はどちらかというと勧善懲悪的な日本の時代的っぽい展開ではあるんだけど、隠れ家の要素なんかはバットマン的ですね。
美男美女とあって、悪人がいる…137分という長い作品なのに、それを感じさせないのはシンプルでありながらも、しっかりとした骨組みと見せ方があってこそ。
見て損はない作品です。

<見どころ>
序盤の初代ゾロが暴れる様と2代目ゾロとなるアレハンドロが訓練を受けたり、そのあとの大立ち回りなどは圧巻。
また、アレハンドロとエレナのダンスシーンは非常に色っぽくて見事です。

<出演者>
スペイン系の男前といえば、バンデラス。「デスペラード」も良かったですが、本作も格好いい。
近年はあまり男前な役が無いのが残念。
アンソニー・ホプキンス、本作は今から10年も前の作品になりますが、やっぱり若いですね。
こんなに格好良かったっけと思うほど。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズは当時28歳くらいですか…上品な美しさを兼ね備えた女優です。
悪役を演じたチュアート・ウィルソン、マット・レッシャーも良かった。悪役あってこそのヒーローですね。

アクションとユーモアがうまく両立した希有な作品です。
シンプルに見られるのが何よりも良い。
オススメの1本。

<関連作品>
続編
レジェンド・オブ・ゾロ (2作目)

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by syosei7602 | 2007-09-27 23:24 | アクション/アドベンチャー
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