トップ | ログイン

映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
検索
カテゴリ
50音順INDEX
アクション/アドベンチャー
ミステリ/サスペンス
恋愛/青春/スポーツ
ホラー/オカルト
ヒューマン/ドラマ
SF/ファンタジー/パニック
ハードボイルド/犯罪
戦争/歴史/時代劇
ノンフィクションベース
ミュージカル/音楽/ダンス
コメディ/パロディ
アニメ/CG
ドキュメンタリー
月別更新まとめ
管理人日記
リンク/プロフィール
以前の記事
2017年 02月
2016年 08月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 02月
2014年 07月
2014年 06月
2013年 11月
more...
記事ランキング
ブログジャンル
最新のトラックバック
視聴率に関係なく選んだ2..
from dezire_photo &..
視聴率に関係なく選んだ2..
from dezire_photo &..
[洋画] 「アバター」は..
from 窓の向こうに
仮面ライダー THE F..
from piece of life ..
サウンド・オブ・サンダー
from piece of life ..
ダブル・ミッション
from piece of life ..
『シャッターアイランド』..
from 名機ALPS(アルプス)MD..
「AVATAR」
from samuraiの気になる映画
『宇宙戦艦ヤマト/復活篇..
from 【徒然なるままに・・・】
映画「相棒 -劇場版- ..
from 珍竹麟  〜映画とネットとモ..
お気に入りブログ
リンク
にほんブログ村 映画ブログへ

ログログシール
ライフログ
人気ジャンル
ファン
アカルイミライ
d0030824_23325.jpg『BRIGHT FUTURE』 日本/2002
監督:黒沢清
出演:オダギリジョー 浅野忠信 藤竜也 笹野高史 白石マル美
    りょう 加瀬亮 小山田サユリ はなわ 森下能幸 佐藤佐吉
   小南千明 沢木哲 笠原秀幸 永井有司 三嶋啓介 渡辺琢磨
受賞:日本映画プロフェッショナル大賞/
                  作品賞・監督賞・主演男優賞(2003)

夢で未来を見ることが出来る青年が、あるきっかけで変わっていく様を描くドラマ。
監督は「叫」「CURE」の黒沢清。
2003年度、カンヌのパルムドールにノミネートされた。
出演は本作で映画初主演をつとめた「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」のオダギリジョー、「座頭市」(2003)の浅野忠信、「海猿 ウミザル」の藤竜也、「寝ずの番」の笹野高史など。

<あらすじ>
おしぼり工場で働く仁村(オダギリジョー)は、夢で未来が見える力を持っている。
人とうまく付き合うのことの出来ない彼は、同僚で唯一の友人の有田(浅野忠信)と、平凡な毎日を過ごしていた。
彼の無鉄砲な性格を懸念した有田は、2人だけのサインを提案する。最初は渋々だった仁村だったが、いつの間にかそれを受け入れていた。
そんな2人を工場の社長(笹野高史)は、なぜだか気に入っていた。
ある日、突然有田の家にやってきた社長は、有田の飼っていた猛毒を持つクラゲを触ろうとしてしまう。なんとか事なきを得たそのあと、有田は仁村にクラゲを託す。
その直後、有田は工場を辞めて忽然と姿を消し、さらに仁村も社長からクラゲの毒の事を問いただされ、工場を辞めるのだった。
仁村は、社長に貸していたCDを取り返す為に家に向かうが、その途中行き場のない怒りで鉄棒を手にするが…。

<作品解説>
人付き合いの悪い青年・仁村と、表面は穏やかで内に鬱屈した思いを秘めた青年・有田、この2人の生活からストーリーが始まります。
仁村は自分の中にある苛立ちを隠すことのできない性格で、些細なことでも喧嘩を始めてしまう。対照的に、仁村を抑える役目は有田となるんですが、日頃から細かく鬱憤を晴らしている人間よりも、他人の暴力性に寛容である人間の方が爆発したときに怖い。
本作ではその怖さが序盤に持ってこられ、抑制を失った仁村はただひたすらクラゲの世話をすることで現実世界をつなぎ止めようとします。
クラゲは彼にとって媒介であり、彼の存在意義でもあるんですが、わずかなほころびからそれすらも失くしかけます。
自分の進むべき道をもてない仁村、既に進みきってしまった有田、そして現実に一番目を向けている有田の父親…クラゲはこの3人のそれぞれの在りようを示し、媒介としてストーリーテラーとしてストーリーを引っ張っていく、この構図が実におもしろい作品です。

<見どころ>
ゆらゆらと漂うクラゲ、オダギリジョーの顔の変化、独特の映像センスなど全体としての見方はあるのですが、どこか特定の部分をして「見どころ」があるとは言えないですね。
ただ、クラゲの美しさはなかなかのものでした。
固定カメラを多用した撮影もうまい。

<出演者>
オダギリジョーが終始奇抜なファッションで登場(若干、浮浪者っぽい…)。
初主演とは言いながらも、本作での存在感が良い。
しかし、それ以上に浅野忠信が引き立っていました。役どころが良すぎですよ。
藤竜也の渋みがありながらも、きっちりと見せる演技力には参りました。
ところで、オダギリジョー演じる仁村の妹の彼氏は“はなわ”なんですね~ちょっと驚きです。

映像的な目新しさはないものの、社会の極論を切り取った作りと、メタファーとしてのクラゲの存在などシナリオと演出のうまさが綺麗に同居しています。
オダギリジョー、浅野忠信のファン映画というにはあまりにも勿体ない良作です。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。

人気blogランキング ←ポチッとクリック
by syosei7602 | 2007-05-09 23:59 | ヒューマン/ドラマ
<< クィーン アメリ >>