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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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“アイデンティティー”
“アイデンティティー”_d0030824_23453459.jpg『IDENTITY』 アメリカ/2003
監督:ジェームズ・マンゴールド 
出演:ジョン・キューザック レイ・リオッタ レベッカ・デモーネイ
    アマンダ・ピート ジョン・ホークス アルフレッド・モリナ
    クレア・デュヴァル  ウィリアム・リー・スコット
    プルイット・テイラー・ヴィンス ジョン・C・マッギンレー


公開時コピー
ここに集まったのではない。
ここに集められたのだ。


「コップランド」「17歳のカルテ」のジェームズ・マンゴールド監督によるサイコサスペンス。
巧みな展開と意外なラストにスマッシュヒットを飛ばした良作。
出演は個性派俳優で「マルコヴィッチの穴」のジョン・キューザック、「サムシング・ワイルド」のレイ・リオッタ、「隣のヒットマン」のアマンダ・ピート他。

<あらすじ>
激しい雨の夜、連続殺人犯で死刑囚の再尋問が決定し、最高裁判事、医師のもとへ連行されることになった。
同じ頃、田舎にあるラリーが管理するモーテルに男が飛び込んでくる。その男、ジョージは事故で怪我をした妻アリスを運んできたのだ。そしてジョージの息子ティミーとアリスを跳ねたエド、エドの雇い主で女優のキャロラインも一緒だった。
エドは50キロ先にある救急病院へ向かう。途中、立ち往生していた娼婦のパリスを拾うが洪水で道が寸断され、やむなく通りかかったジニー、ルー夫婦の車に同乗してモーテルへ引き返す。そこへ、囚人移送中の刑事ロードもやってくる。
しかし11人しかいないモーテルで、殺人事件が起こってしまう。

***

この映画ってあんまり有名じゃないと思うんですが、いやはや驚かされました。
こういうパターンの映画ってかなり好きで、「SAW」「シックスセンス」のような驚きを与えてくれます。
何よりも、劇中のセリフひとつひとつに注意していると、全て繋がっちゃうのがゾクゾクするほど楽しいですね。
とはいっても、前評判なんかを知らないで見たので面白さが増したのかも知れません。
最近のサスペンスやミステリーものは「驚愕のクライマックス」とか付けすぎで、色々と考えを巡らせているうちに「なんだ、やっぱりそうか」なんて思っちゃう事が多いです。
これだと全然驚かないんですよね。
そういう考えなしに、ただの密室殺人事件みたいなもんじゃないのか、と思っていたので意外性にやられちまいました。
元ネタとしてはアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」でしょうか(何度か映画化されてるけど、最後は「サファリ殺人事件」なんていうとんでもないタイトルの駄作が作られた)。

実はこの映画を見ていて、ひとつだけ変だなという部分がありました。
まあ、これを書いちゃうとネタ晴らしになってしまうので割愛しますが、誰か気が付かれた方いるでしょうか?
主演のジョン・キューザックを始め、演技派が揃っているのでお薦めです。

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by syosei7602 | 2005-05-13 22:03 | ミステリ/サスペンス
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