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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
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出口のない海
d0030824_234563.jpg『出口のない海』 日本/2006
監督:佐々部清
出演:市川海老蔵 伊勢谷友介 上野樹里 塩谷瞬 柏原収史
    伊崎充則 黒田勇樹 平山広行 尾高杏奈 永島敏行
    田中実 高橋和也 香川照之 古手川祐子 三浦友和



公開時コピー
1945年、夏――それでも青春だった。
あなたに知ってほしい。
二度と帰れないと知りながら
最後の秘密兵器「回天」に乗った若者たちのことを。


横山秀夫の同名小説を、「半落ち」の佐々部清が監督(横山作品2度目となる組み合わせ)。
出演は歌舞伎俳優の市川海老蔵、「嫌われ松子の一生」の伊勢谷友介、「虹の女神 Rainbow song」の上野樹里、「龍が如く 劇場版」の塩谷瞬、「日本以外全部沈没」の柏原収史」、「バルトの楽園」の伊崎充則、「ゆれる」の香川照之など。
主題歌は竹内まりやの「返信」。

<あらすじ>
1945年4月、敗戦の色濃くなった日本。潜水艦イ号に乗り込む人間魚雷・回天の特攻隊員達。そのうちの1人、並木少尉(市川海老蔵)は明治大学野球部のエースピッチャーだったが、日増しに戦火を増す状況を知り、海軍に自ら志願したのだった。
家族と恋人、そして国家を守るため“敵”を倒す、それが自らの義務だと言い聞かせながらも、その胸中は複雑さを隠せない。
敵駆逐艦の爆雷攻撃に遭いながら、並木は海軍に志願するまでの事を思い出していた。
肩を痛め、魔球の開発に余念のない彼は、家族や恋人・美奈子(上野樹里)らと共に、戦争さえ無ければ幸せに暮らしていた筈だった。
しかし、明大の同級生で陸上部の北(伊勢谷友介)の決意や、大切な人を守るためにすべき事を考えるうちに、並木は自らの生き方を決定づけてしまう。

<作品解説>
神風特攻隊の映画は数あれど、回天を題材にした作品は意外に本作が2作目(「人間魚雷出撃す」(1956年)という50年前の作品以来)。
回天については作中でも語られますが、元々この回天の案自体は海軍には受け入れられませんでした。回天の必要性が明確になったのは、確実に敵艦を捉えて撃破するという「正確性」を求めた為です。その割りには記録されている成果は、撃沈4・撃破5というもの。
そもそも時速100キロの速度を持つ魚雷に、操縦席を設けたことによって55キロという速度に下がった事と、長時間水中に在ることを想定していない魚雷が母体な為に故障も多かったようです(さらには母艦ごと撃沈されることが多かった)。
主人公・並木のモデルは甲子園で活躍した嶋清一投手。嶋投手は“伝説の大投手”と呼ばれ、甲子園では準決勝・決勝と続けて2試合連続ノーヒットノーランを達成(連続と決勝では史上初)などの記録を持っていました。しかし明大に入った後、学徒動員によって戦死してしまいます。
さて、本作ですがほとんど戦闘シーンは出てきません。
並木の回想(野球の試合、家族と恋人、訓練)と潜水艦での会話、出撃シーンに絞られます。
必ずしも国のために死ぬわけではなく、この時は選択肢が全て「戦争」に傾いており、自分の命を捧げてまで守りたいのは身近な人々である、という信念が描かれます。
些か説明的過ぎるのと戦争の悲惨さが弱いのが残念ですが、青春映画と見れば手堅く押さえられた作品です。

<見どころ>
CGのレベルも「ローレライ」に比べて、ようやく落ち着いた感じがするのと、実物のレプリカが使用されているために、ディテールは非常に良いです。
出撃前の緊張感など、息苦しさを感じる演技は立派。

<出演者>
意外な程に良い市川海老蔵、伊勢谷友介もスクリーン慣れしたのか、非常に落ち着いた演技を見せてくれます。
そしてカメレオン女優ともいえる上野樹里、出番が短いながらも見せてくれますね。
出演陣のレベルが高いのですが、やはり煮詰めきれない感じのするシナリオが勿体ない。

戦争映画は苦手、軍国主義が苦手という人もすんなり見られる作品です。
“国”とはなんなのか、意外なほどにシンプルな問いかけを考えさせてくれます。

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by syosei7602 | 2007-04-02 23:59 | 戦争/歴史/時代劇
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