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『A SOUND OF THUNDER』 アメリカ・ドイツ/2004
監督:ピーター・ハイアムズ 出演:エドワード・バーンズ キャサリン・マコーマック ベン・キングズレー ジェミマ・ルーパー デヴィッド・オイェロウォ ヴィルフリート・ホーホルディンガー 公開時コピー 過去を変えた人類に未来はあるのか? 「華氏451」などの原作で知られるレイ・ブラッドベリの同名短編の映画化。 監督は「エンド・オブ・デイズ」のピーター・ハイアムズ。 出演は「15ミニッツ」のエドワード・バーンズ、「スパイ・ゲーム」のキャサリン・マコーマック、「ラッキーナンバー7」のベン・キングズレー、「キンキー・ブーツ」のジェミマ・ルーパーなど。 メカデザインはシド・ミード。 <あらすじ> 2055年、シカゴのタイム・サファリ社は人類初のタイムトラベルを可能にし、およそ6500万年前の白亜紀で恐竜を倒すという旅行企画が人気を博していた。 タイムトラベルの引率者であるライヤー博士(エドワード・バーンズ)は、このツアーに対して多少懐疑的ではあるものの、自らの研究のために社に雇われている。 ある大金持ちのツアー終了後のパーティーに突然1人の女が入ってきて、赤い液体をぶちまける。彼女はタイムトラベルを計算する人工知能を開発したソニア・ランド博士(キャサリン・マコーマック)だった。 タイムトラベルの危険性を熟知しながらも、社のハットン(ベン・キングズレー)により研究を奪われ、利用されていたのだ。 ある日、ライヤーはいつものようにツアーへと客を引率するが、恐竜を倒すための銃が壊れてしまい、間一髪のところで助かったものの、その次の日から少しずつ世界がおかしくなっていく。 冬も間近なのに真夏の暑さになり、植物が異常生長を始めたのだ。 ライヤーはそれが、タイムトラベルによって引き起こされた変化だと気が付き、ソニアを尋ねるが世界の変化は刻一刻と大きくなっていく。 <作品解説> 映画のみならず、小説などでも多く作られているタイムスリップもの。 ただ、本作は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「タイムコップ」「タイムライン」などとは違って、登場する人物たちの周辺が変ってしまうのではなく、地球まるごと変化が起きてしまうのが特徴です。 時間の流れの幅が大きいほどに、未来に及ぼされる変化が大きい…いわゆるカオス理論の1つでもあるんだけど、なかなか醜悪な未来に描かれていて面白い。ただ、こういう作品にありがちなのが、過去を変えるという行為が最悪の未来になるということ。 タイムトラベルものに多いステロタイプな考え方が未だに根強いわけですが、これを言っちゃうと物語にならんか。 さて、本作は多くのシーンでCGが多用されているんですが、この出来が2004年とはいえあまりにもな出来。特に街中を歩くシーンは人が足踏みをして背景が流れていくようにしか見えなかったり、発想が追いつかなかったのか、同じ様な車ばかりが大量に走っている。 冒頭の恐竜のCGからして「ジュラシックパーク」に遠く及ばず、まるでPS2の初期作品みたいです。また、ツアーの様子を引率者の1人が撮影しているんですが、再生するとあり得ないアングルから撮影されてたりして…シナリオの整合性というよりも、シンプルな部分でケチがつきますね。 結構な制作費をかけていたと思うんですが、もうちょっとどうにかならんかったのかなぁ。 <見どころ> それなりにテンポもいいので、CGがショボい割りには楽しめます。 中盤に登場する“進化”したクリーチャーたちが凶悪なんですが、それほど多くの生物が出てこない時点で食物連鎖が破綻している気もします(笑)。 それにしても、植物も動物も凶悪に変化しすぎ。 <出演者> エドワード・バーンズは妙に高いというか、しゃがれ声が気になって。 なんとなくリチャード・ギアっぽいですよね。 キャサリン・マコーマックは全然ヒロインっぽくないし、むしろヒロインとかいないし、みたいな。 ベン・キングズレーの人の良さそうな顔をした守銭奴っぽさがもっと出てたら良かったのになぁ。 作品としてはB級そのもの。 CGが良ければ、それなりの作品に成り得たのに、肝心の「目玉」であるCGがこれではダメですよ。もっとも、そのギャップを楽しめればいいのかも。 映像的にはテレビスペシャル、映画としては…個人的には好きですけどね、このダメさ加減。 よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2007-02-28 23:59
| SF/ファンタジー/パニック
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