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『FINAL DESTINATION 3』 アメリカ/2006
監督:ジェームズ・ウォン 出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド ライアン・メリマン クリスタル・ロウ シャーラン・シモンズ クリス・レムシュ サム・イーストン アレックズ・ジョンソン アマンダ・クルー 声:トニー・トッド 公開時コピー 乗ってみる? 「死」からの逃亡と意外な展開で人気を博したシリーズ第3弾。 監督は1作目の「ファイナル・デスティネーション」のジェームズ・ウォン。 出演は「ザ・リング2」のメアリー・エリザベス・ウィンステッドとライアン・メリマン、「追撃者」のクリスタル・ロウ、「IT/イット」のシャーラン・シモンズなど。 他に前2作で主人公達の相談役を演じたトニー・トッドが声で出演している。 <あらすじ> 高校の卒業イベントで遊園地にやてきたウェンディ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は恋人ジェイ、その親友ケヴィン(ライアン・メリマン)と恋人キャリー達と楽しんでいた。 ウェンディはデジカメに写った画像から不意に嫌な予兆を感じる。 楽しみにしていたジェットコースターに乗り込む際、ウェンディはジェットコースターがオイル漏れで大事故を起こし全員が死んでしまうイメージを感じて騒ぎ立て、ケヴィンや同級生の何人かと降ろされてしまうのだった。 その直後、ジェットコースターは事故を起こし、ジェイとキャリーを含めて数人が死んでしまう。 死を逃れた筈のウェンディとケヴィンと助かった同級生だったが、死の恐怖は彼らを逃すまいと忍び寄る。 <作品解説> ホラーの中でも異色とも言える「死」そのものが敵となるシリーズ3作目です。 前2作はストーリーとしてのリンクがあったのですが、本作ではあくまでも別のストーリーとなっており、前2作はあくまでも「過去にあった話」として出てきます。 されど3作全てに「死」のルールがあり<1.死の順番が決まっている、2.順番は妨害された場合に飛び越える>は、変らずに適用?されています。 本作はこのルールに則っていますが、前2作と違うのは死に方のパターンが明確化されている部分でしょうか。 この設定によって、スプラッターなシーンが続出。見ているだけで「ウェ!」となるエグさがこれでもかと出てくる上に、そこまでのシーンを微妙に引っ張る。 ああ、助かったと思った瞬間に…うわっとなるわけで、微妙な加減が嫌ですね。 ただ他のキャラとの接点が薄すぎたのが残念なところ。ちょっとスプラッターにこだわり過ぎたかなぁ。 <見どころ> 物騒な話ですが、「どうなるんだ!?」というドキドキ感がかなりあります。 しかし、ストーリーとしては1作目に及ばず、ちょっと勿体ない感じ。 死に方としては日焼けサロンが嫌過ぎ。 <出演者> 主演のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、可愛いです。初主演がホラーとは…2作ほど出演が決まっているそうなので、チェックですね~。 彼女の妹ジュリーを演じたアマンダ・クルーも美人でした。何気に美人姉妹な設定…なんのこだわりだ?(笑) ケヴィン役のライアン・メリマンは冒頭では軽薄そのものなイメージから、好青年に変っていきます。なかなかの男前。 前2作に登場したトニー・トッドが出なかったのは残念ですが、この分だとまだ製作されそうですね。 基本的にシリーズ通してスプラッター映画の要素が強いので、霊的ホラーを求める人やエグいのが苦手な人はNGかと。 「ソウ」シリーズも大抵嫌な映像ですが、こちらは妙に明るい映像なので尚更嫌過ぎ…。 まあ、怖さよりもドキドキ感ってところでしょうか。 <関連作品> 第1作 ファイナル・デスティネーション 第2作 デッドコースター よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2007-01-27 23:59
| ホラー/オカルト
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