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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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トゥモロー・ワールド
d0030824_234562.jpg『CHILDREN OF MEN』 アメリカ・イギリス/2006
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:クライヴ・オーウェン ジュリアン・ムーア マイケル・ケイン
    キウェテル・イジョフォー チャーリー・ハナム
    クレア=ホープ・アシティー パム・フェリス ダニー・ヒューストン
受賞:ヴェネチア国際映画祭/技術功績賞(2006)


公開時コピー
唯一の希望を失えば、人類に明日はない

「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を監督したアルフォンソ・キュアロンによる近未来SF。
原作はイギリスの女性ミステリ作家P・D・ジェイムズの「人類の子供たち」。
出演は「キング・アーサー」のクライヴ・オーウェン、「ハンニバル」のジュリアン・ムーア、「サイダーハウス・ルール」のマイケル・ケイン、「ルワンダの涙」のクレア=ホープ・アシティー、「インサイド・マン」のキウェテル・イジョフォー、「フーリガン」のチャーリー・ハナム、「マチルダ」のパム・フェリスなど。

<あらすじ>
2027年、全世界に衝撃が走る。
人類最年少の少年が死亡したのだ。世界は18年前から新しい子供が誕生していなかった。
原因はわからず、人類は少しずつ滅亡の道を進み、世界は退廃しテロが横行する。
イギリス、エネルギー省に務めるセオ(クライヴ・オーウェン)は、かつて活動家として活躍していたが、他の多くの人々と同じように疲れ切った生活を送っていた。
ある日、セオは覆面の男達に拉致される。
彼らはセオの元妻ジュリアン(ジュリアン・ムーア)が率いる反政府組織“フィッシュ”だった。
ジュリアンの目的は移民の少女キー(クレア=ホープ・アシティー)を、“ヒューマン・プロジェクト”という組織に送り届けるため、セオに通行証を手配して貰うように頼むのだった。
最初は断ったセオだったが、ジュリアンとの再会に心を動かした彼は協力をすることになる。

<作品解説>
今年見た映画の中でも傑作と言えます。
原因不明の全人類的な不妊により、子供がいなくなってしまった世界、退廃的で暴力的な世界が色あせた映像の中に、リアルに表現されています。
物語は淡々と進みます。激しい起伏に富むわけではなく、決して派手なアクションでもありません。近未来の世界をあくまでも「現在を未来にした形」として描かれるので、SFとはいえ限りなく現代的。
むしろ、描かれる世界は現状の「世界情勢」の縮図です。
民族同士のぶつかり合い、テロ、貧富の差…その中で、一番重要なファクターは種の存続であり、それが絶たれた世界で主人公セオは無気力に生きている人々の1人です。
しかし、セオは少女を助けるために逃げ回り、その中で様々な政治的理念だとか、子供がいない世界での殺し合いだとか、それらの矛盾を現実的に受け止めつつ、とにかく自分が一番大切だと思うことをやり遂げようとする意思の強さを示していきます。
これこそが本作のテーマなんですね。
決して神に頼ろうとしないセオ、子供の代りとも言える動物たちの存在、自分たちの国を守るために不法移民を排除しようとする政府、そしてセオの力ではどうにも出来ない人類存続不可の現実。
非常に良くできたシナリオだと言えるでしょう。

<見どころ>
なんといっても映像的な見どころは中盤の車による逃亡シーン、クライマックスの長回しなど、映像的にみても凄いとしか言いようがありません。
もちろんある程度の加工で、カメラワークなどの痕跡を消しているにしても、これは異例とも言える撮影じゃないでしょうか。

<出演者>
クライヴ・オーウェンは好きな俳優の1人なんですが、この人はいわゆる男前じゃなく、やつれた感じだとか、どこかもっさりとした雰囲気をするとはまるんですよね。
本作では無気力な生活を送り、どことなくだらしない格好をして出てきますが、これが結構クライマックス間際まで続きます。
セオという人物としての必死さをうまく演じていますね。
ジュリアン・ムーア、この人の映画ってそれほど見ていないんですが、美人ではないけれど、どこか凛とした感じを持っていて、出番があまり多くなかったのは残念。
キーを演じるクレア=ホープ・アシティーは現在休業中らしいんですが、これからも期待大の女優ですね。
脇を固めたマイケル・ケインなども、きっちりと締めています。

正直なところ、本作は評価がかなり分かれるとは思います。
撮影テクニックの凄さは勿論なんですが、物語に含まれるメタファーに気が付かないと本作は恐らく、薄い作品として見られるでしょう。
一度見て首をかしげた人はもう一度、細かく見てみる事をオススメします。

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by syosei7602 | 2006-11-30 23:42 | SF/ファンタジー/パニック
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