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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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レディ・イン・ザ・ウォーター
レディ・イン・ザ・ウォーター_d0030824_123613.jpg『LADY IN THE WATER』 アメリカ/2006
監督・出演:M・ナイト・シャラマン
出演:ポール・ジアマッティ ブライス・ダラス・ハワード
    フレディ・ロドリゲス ジェフリー・ライト ボブ・バラバン
    サリタ・チョウドリー ビル・アーウィン ジャレッド・ハリス



公開時コピー
「急いで。ハッピーエンドまで、もう時間がないわ」

「サイン」「ヴィレッジ」のM・ナイト・シャラマン監督によるファンタジー。
出演は「シンデレラマン」のポール・ジアマッティ、「ヴィレッジ」のブライス・ダラス・ハワード、「夢駆ける馬ドリーマー」のフレディ・ロドリゲス、「エンジェルス・イン・アメリカ」のジェフリー・ライト、「未知との遭遇」のボブ・バラバンなど。

<あらすじ>
“コーブ・アパート”で管理人を務めるクリーブランド(ポール・ジアマッティ)は、住人たちの日々の動きに疲れながら、単調な毎日を送っていた。
そんな日々の中で数日前から、夜中には使用禁止のプールを誰かが使用していると疑う。
ある夜、プールの水音を聞いたクリーブランドは、犯人をプールの中で捜すが引きずり込まれて気を失ってしまう。
気が付くと、ベッドの上におりソファにはシャツを一枚着ただけの女性ストーリー(ブライス・ダラス・ハワード)がいた。
彼女は外を怖がり、出て行こうとしない。仕方なしに彼女に少しの間だけいても構わないと言うが夜も過ぎた頃、ストーリーを連れ出した彼の前に得体の知れないものが姿を現す。

<作品解説>
予告編の作り方がね、悪いと思うんです。サスペンスチックでもあるし、ミステリーな感じもする。フタを開けてみるとファンタジーだった…という話です。
映像的な不満だとかはあまり無いんですが、起伏に欠けたストーリー展開、些か唐突過ぎるようなおとぎ話とのリンクには違和感を感じずにはいられません。
確かに冒頭の説明で「なんとなく」はわかるんですが、ちょっとなぁ。
延々とアパートの中で展開する上に、視点が一人称的過ぎて住人たちがただ羅列して、流れていくだけに思えます。
結局、大したオチも展開もなく終わってしまった感じです。
「アンブレイカブル」も相当でしたが、個人的にはB級そのものでした。

<見どころ>
おとぎ話ですから、なるほど、おとぎ話的なものが出てきます。
しかし説明が少ないので、それでけかと…映像的には良かったんですが。

<出演者>
ポール・ジアマッティの演技は見事です。
というよりは個々の出演者達はほとんどオマケみたいなもんなんで、彼以外だれが頑張るんだ…(笑)。
ブライス・ダラス・ハワードは「ヴィレッジ」が格段に良かったですね。
髪型がいけてなかったなぁ。
M・ナイト・シャラマン監督が割と重要な役どころで登場。
というより出過ぎですよ…。

映像的なものはともかくとして、ストーリー展開があまりにもあっさりし過ぎて見どころもなく終わってしまった感じです。
一緒に見た友人は切れてましたが(笑)。
映画館で見るにはちょっと勿体ない作りですね。
個人的にはDVDで十分だと思ってしまいました。

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by syosei7602 | 2006-10-02 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
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