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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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リベラ・メ
リベラ・メ_d0030824_0211191.jpg『LIBERA ME』 韓国/2000
監督:ヤン・ユノ
出演:チェ・ミンス ホ・ジュノ キム・ギュリ チャ・スンウォン
    ユ・ジテ パク・サンミョン チョン・ジュン キム・スロ
    チョン・エリ



公開時コピー
火が走る! 呼吸する! 忍び寄る!
極限状態のなかで、知能犯と消防士の最後の闘いがはじまる。


「ホワイト・バレンタイン」のヤン・ユノ監督による、放火魔と消防士の攻防を描いたアクションを取り入れたサイコサスペンス。
出演は「THE MYTH/神話」のチェ・ミンス、「シルミド/SILMIDO」のホ・ジュノ、「コックリさん」のキム・ギュリ、「風林高」のチャ・スンウォン、「オールド・ボーイ」のユ・ジテ、「花嫁はギャングスター」のパク・サンミョンなど。

<あらすじ>
ある刑務所からヒス(ホ・ジュノ)という若い男が仮出所する。
彼は放火犯として少年の頃から15年間収監されていたのだ。
それから5ヶ月後、釜山市内で不審火が多発する。
消防隊員のサンウ(チェ・ミンス)は、過去に火災で親友を失ってから無謀な突入などを繰り返し、後輩のヒョンテ(ユ・ジテ)はサンウを尊敬しながらも距離を置こうとしていた。
一方、調査員のミンソン(キム・ギュリ)は、放火と疑いながらも警察の協力を得られず証拠を掴めずにいた。
ある日、ガソリンスタンドで火災が発生したとの報を受け、サンウ達消防隊は駆けつける。
小規模な火災で終わったものの、サンウは異変を感じ退避を叫んだ瞬間、爆発が起きる。
サンウはその最中、野次馬のなかにある視線を感じるのだった。

<作品解説>
撮影当時、韓国映画史上最大の撮影費を投じて制作され、CGやミニチュアを使わず本物の火が使われた。
実際にガソリンスタンドなどを建造し、爆破するという大規模なシーンは圧巻。
しかし、シナリオの流れは些かのんびりとしたもので、犯人を追うシーンなどが少なく、なんとなく進んでしまった感じが強い。
必然性のあると思えない消防士の死であるとか、焼け跡でタバコを吸ったりなど、うーん、細部が荒いというかなんというか。
犯人の心境を描いたという部分では面白かったんだけど。

<見どころ>
炎の動く様、爆発シーンなどはリアル過ぎて怖い。
映像にこだわる、というのはこういう事なんだなとか思いつつ、シナリオがもっとしっかりしていればかなりの秀作に成り得たのも事実。
チェ・ミンスは格好良かった。

<出演者>
チェ・ミンス、ユ・ジテ、ホ・ジュノと韓国の人気俳優が役柄を演じきったのは見事でした。
時にホ・ジュノのキレっぷりが印象的。
悪役が演じきると映画が引き締まります。
だけど、韓国ってあんな小さい子供でも15年も放り込まれるんですねぇ。

劇場で見たらさぞかし大迫力だっただろうな、というのが正直なところ。
大画面テレビが欲しい…。

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by syosei7602 | 2006-08-12 23:59 | アクション/アドベンチャー
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