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『RAPID FIRE』 アメリカ/1992
監督:ドワイト・H・リトル 出演:ブランドン・リー パワーズ・ブース ニック・マンキューゾ ケイト・ホッジ ツィ・マー レイモンド・J・バリー トニー・ロンゴ マイケル・ポール・チャン アル・レオン ベイジル・ウォレス 「死の標的」「アナコンダ2」のドワイト・H・リトルがブルース・リーの遺児ブランドンと組んだアクション。 出演は「クロウ/飛翔伝説」のブランドン・リー、「Uターン」のパワーズ・ブース、「沈黙の脱獄」のニック・マンキューゾ、「悪魔のいけにえ3/レザーフェイス逆襲」のケイト・ホッジ、「レディ・キラーズ」のツィ・マー、「サドン・デス」のレイモンド・J・バリーなど。 ブランドン・リーは代表作になった「クロウ/飛翔伝説」のクランクアップ6日前に、撮影中の事故により他界、遺作となってしまった。 <あらすじ> ロサンゼルスの学生ジェイク(ブランドン・リー)は、天安門事件で父親を亡くした過去を持つ。 その事が、中国民主化運動を行なう運動員に目を付けられ、寄付金集めに駆り出されそうな毎日を送っていた。 ある日、デッサンの授業で知り合ったモデルの女性に呼ばれ、行った先は民主化運動の運動員が集まるパーティだった。 そこのスポンサー、チャンはマフィアのセラノ(ニック・マンキューゾ)と組んで麻薬の密売を行なっていた。しかし、セラノは対立するタウ(ツィ・マー)の中国系組織と揉めた事により、チャンを殺してしまう。 その現場を目撃してしまったジェイクは、銃撃戦の起きたパーティ会場をなんとか逃げだし、FBIに保護される。 同じ頃、シカゴでタウを追うライアン警部(パワーズ・ブース)、ウィザース刑事(ケイト・ホッジ)達は、FBIがジェイクを保護したと知って動き出す。 <作品解説> 「ブルース・リーの息子」という肩書きから逃れられなかったブランドン・リーが、ようやく本作でアクションスターとして認められたにも関わらず、「クロウ」の撮影事故によって死去。 代表作が遺作となってしまったのは残念でなりません。 格闘技の動きはまさにブルース・リーが構築したジークンドーそのもの。 ハーフである彼は、体が大きいのでブルース・リーゆずりの俊敏な動きに、迫力のある立ち回りが加わっています。 <見どころ> アクションシーンはバイクを使ったものから、小物を使うものまで、ジャッキー映画に影響を受けたようなシーンがいくつか見られます。 されど、蹴り技主体の他の映画に比べ、突き技主体であることや、ローキックを多用したアクションは文句なし。 <出演者> ブランドンはさることながら、ライアン警部を演じるパワーズ・ブースのワイルドな雰囲気がとてもカッコイイです。 また、ニック・マンキューゾの悪役っぷり、それとは対照的なツィ・マーなど悪役の構図も見どころの1つです。 女性刑事ウィザース役のケイト・ホッジとのラブシーンは些か蛇足かな、とも思いますがハリウッドアクションのお約束ですね。 他にサントラも聞き応えアリです。 よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2006-06-27 21:45
| アクション/アドベンチャー
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