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『SHADOW CONSPIRACY』 アメリカ/1997
監督:ジョルジ・パン・コスマトス 出演:チャーリー・シーン リンダ・ハミルトン ドナルド・サザーランド サム・ウォーターストン スティーヴン・ラング ベン・ギャザラ セオドア・バイケル テリー・オクィン ポール・グリーソン 「ランボー/怒りの脱出」のジョルジ・パン・コストマス監督の遺作となった作品。 出演は「ホットショット」のチャーリー・シーン、「ターミネーター」シリーズのリンダ・ハミルトン、「スペース カウボーイ」のドナルド・サザーランド、「キリング・フィールド」のスティーヴン・ラングなど。 <あらすじ> 大統領の再選に尽力した大統領特別補佐官ボビー・ビショップ(チャーリー・シーン)は、大統領から絶対の信頼を得ていた。 大統領(サム・ウォーターストン)は経済政策に対して、議会と対決する演説を行なおうとする。その演説内容が上院議員を通じて、女性記者アマンダ・ギブンズ(リンダ・ハミルトン)に漏れてしまう。 首席補佐官ジェイク・コンラッド(ドナルド・サザーランド)は、ボビーにその処理を任せる。 ボビーは大統領を説得し、上院議員には弱みをちらつかせて事態を収拾するのだった。 家路につくボビーの前にかつての恩師が現れる。 しかし、彼は「政府上層部に陰謀がある」との言葉を残し、目の前で射殺されてしまう。 銃撃を受けたボビーは、暗殺者(スティーヴン・ラング)から逃亡しジェイクに連絡をするのだが、暗殺者は先回りをしていた。 <作品解説> とにかく逃げ回るパターン、そして政府内の陰謀とありきたりの内容。 シナリオがどうも軽いというか、キャスティングのミスですね。 誰が黒幕かすぐわかっちゃうパターンです。この手の作品というのは、もう少しメインとなる登場人物が多ければ一番良いんですが、キャスティングが中途半端に良いのであっさりとしています。 全体的に散漫な印象は拭えないですが、ネタ的には「エネミー・オブ・アメリカ」とかぶっているような感じですね。 しかし、大統領役のサム・ウォーターストンは似合わなかったなぁ。 スティーヴン・ラングの不気味かつ大胆な追撃ぶりは恐るべし。 <見どころ> エレベーター内のアクションでしょうか。 右に左に、シャフト内を動きまわっているエレベーターアクション…。 あとは、クライマックス。 殺し屋がなにをつくっているかと思えば…なんちゅう不安な暗殺道具やねん(笑)。 <出演者> ハリウッドのトラブルメーカーとして名高いチャーリー・シーン。 やっぱり「プラトーン」「ホット・ショット」「メジャーリーグ」を越える作品がないのが寂しい。 個人的には好きな俳優ですけどね。 ホワイトソックスの井口ってチャーリー・シーンに似てますよね、関係ない話ですが。 ドナルド・サザーランド、顎が細い時はやっぱり渋い。 極めつけはスティーヴン・ラング。 この人がこの映画最大の見どころかもしれない。 よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2006-06-05 23:35
| ミステリ/サスペンス
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