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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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THE MYTH/神話
THE MYTH/神話_d0030824_1484870.jpg『THE MYTH』 香港・中国/2005
監督:スタンリー・トン
出演:ジャッキー・チェン キム・ヒソン レオン・カーフェイ
    マリカ・シェラワット チェ・ミンス パトリック・タム
    シャオ・ピン スン・チョウ マギー・ラウ ユー・ロングァン



公開時コピー
二千年の時を超え
今、“神話”の謎が明かされる――


ジャッキー・チェンが「ポリス・ストーリー3」「レッド・ブロンクス」「ファイナル・プロジェクト」のスタンリー・トンと再びタッグを組んだ、時代劇とファンタジーを組み合わせたアクション大作。
出演は韓国の女優で「天国からの手紙」のキム・ヒソン、「ゴッド・ギャンブラー 完結編」のレオン・カーフェイ、インドのハリー・ベリーと呼ばれるボリウッドの人気女優マリカ・シェラワット、「ソウル」「リ・ベラメ」のチェ・ミンス、「T.R.Y. トライ」のシャオ・ピンなど。
ジャッキー映画にしては久しぶりの武侠映画である。

<あらすじ>
考古学者のジャック(ジャッキー・チェン)は3ヶ月ほど前から同じ夢ばかりを見ていた。
それは自分が古代の将軍であり、そして美しい女性が現れる夢だった。
 時は遡ること2200年前、秦の始皇帝から信頼の厚いモンイー将軍(ジャッキー・チェン)は朝鮮から迎え入れる妃、ユシュウ姫(キム・ヒソン)を迎え入れる護衛の任を任される。
しかし、政略結婚であるユシュウ姫を取り返すべく、朝鮮のチェ将軍(チェ・ミンス)が攻撃をしかけてきた。
チェ将軍はユシュウ姫の許嫁であったのだ。
激しい戦いの末、モンイー将軍とユシュウ姫は谷底へ転落してしまう。
 現代。ジャックは友人で物理学者のウィリアム(レオン・カーフェイ)から、インドの古代遺跡の発掘調査の助けを頼まれる。
反重力の研究をしていたウィリアムは、その遺跡で人が浮かぶという伝説を頼りに、研究の鍵があると考えたのだ。
しかし、ウィリアムの軽率な行動から遺跡にいた人々に追われる羽目になってしまい・・・。

<作品解説>
「ゴージャス」が公開されたとき、ジャッキーはきっとラブストーリーがやりたくて仕方ないのかなぁと思っていたんですが、本作はもろにストレートなラブストーリーになっています。
夢の中で見る美女、現実との繋がり、そこに加わるお馴染みのジャッキーアクション。
監督のスタンリー・トンもスタント出身という事もあって、アクションの切れ味は素晴らしいです。
また、ジャッキーが近年挑戦し続けるのは演技の向上。
コミカルな演技を抑え、シリアスなモンイー将軍に扮する姿はなかなか様になっています。
物語の流れは至ってシンプルで、現代と古代が入れ替わりしますが、戸惑うことは全くないと言って良いでしょう。

<見どころ>
ジャック編のジャッキーはいつも通り、それよりも将軍姿で暴れ回るジャッキーはカッコイイの一言に尽きます。
とにかく孤軍奮闘の立ち回りと、凄まじいまでの古代編クライマックスは圧巻。
そして、キム・ヒソン演じるユシュウ姫。
文句なく美しく、韓国でのあだ名は「姫」。
まさしくはまり役です。
現代編クライマックスは賛否両論と言ったところですが、香港のワイヤーアクションをこれでもかという位に見せつけてくれる場面です。

<出演者>
レオン・カーフェイは本作はジャッキーとの初共演作(ジャッキーの息子ジェイシー・チェンのデビュー作「花都大戦 ツインズ・エフェクトII」でレオンとジャッキーは出演しているが、直接的な絡みはない)。
注目なのはインドの女優マリカ・シェラワット。
ボリウッドでは絶大な人気を誇る女優ですが、日本ではインド映画はそれほどメジャーではないので、他の出演作とかを見てみたいですね。
他にもチェ・ミンスなどもかなり活躍しているので、香港、韓国、インドとなかなか楽しめる娯楽作です。

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by syosei7602 | 2006-03-20 23:58 | アクション/アドベンチャー
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