トップ | ログイン

映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ザ・シークレット・サービス
ザ・シークレット・サービス_d0030824_174270.jpg『IN THE LINE OF FIRE』 アメリカ/1993
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:クリント・イーストウッド ジョン・マルコヴィッチ レネ・ルッソ
    ディラン・マクダーモット ゲイリー・コール
    フレッド・ダルトン・トンプソン ジョン・マホーニー クライド草津



「ネバー・エンディング・ストーリー」「Uボート」「トロイ」など、数々の大作ヒットを手がけたウォルフガング・ペーターゼンによるサスペンスアクション。
出演は本作で役者業に専念し、「ミリオンダラー・ベイビー」ではオスカーに輝いたクリント・イーストウッド、コメディから悪役までこなせる個性派俳優ジョン・マルコヴィッチ、「リーサル・ウェポン4」「身代金」のレネ・ルッソ、「34丁目の奇跡」のディラン・マクダーモットなど。

<あらすじ>
合衆国シークレット・サービスのフランク(クリント・イーストウッド)は、ケネディ大統領を暗殺から守れなかった自責の念に長年苛まされながら仕事を続けていた。
相棒は若いエージェントのアル(ディラン・マクダーモット)のみ。
大統領(ジム・カーリー)再選キャンペーンが始まったある日、大統領暗殺予告が届く。
暗殺者ミッチ(ジョン・マルコヴィッチ)が、大統領を日々監視している事を知ったフランク。
そんな彼の元にミッチから電話がかかってくる。
ミッチはフランクの過去を調べ上げ、挑戦してきたのだ。
フランクは大統領護衛の任に着くが、同僚のリリー(レネ・ルッソ)以外は一匹狼の性格である彼を良く思わず非協力的だった。

<作品解説>
本作当時、なんとイーストウッドは63歳。
劇中で息があがる彼の演技は素じゃないかと勘ぐってみたり・・・。
ペーターゼン監督の作品としては些か小作品なのですが、それが小気味よくまとまっているとも言えます。
なんといってもマルコヴィッチの存在感は大きく、得体の知れない不気味な目つきは最高!
クライマックスは些か迫力に欠けるんですが、ブルース・ウィリスの「ジャッカル」を見るよりは断然こちらの方がおもしろいでしょう。

<見どころ>
マルコヴィッチの変装シーン、イーストウッドの老体むち打つかのようなアクション。
いわば2人の個性派俳優がぶつかりあう映画なんてそうそうありません。
映像としては特筆すべき部分はないんですが、ハードボイルドなイーストウッドと本当に怖いマルコヴィッチの演技が見どころの全てです。

<出演者>
共演にはレネ・ルッソが出ていますが、今ひとつとってつけたような配役に思えます。
ラブストーリーの要素はいらなかったんじゃないなかなぁと・・・。
アル役のディラン・マクダーモットはいかにもヒヨっ子といった雰囲気がうまい。
ただ、全体的に役割分担がハッキリしすぎているのが勿体ない。
もう少し、シナリオを練って欲しかったところですね。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2006-03-16 23:59 | アクション/アドベンチャー
<< 映画ドラえもん のび太の恐竜2006 ルパン三世 ワルサーP38 >>