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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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銀のエンゼル
銀のエンゼル_d0030824_249274.jpg『銀のエンゼル』 日本/2004
監督:鈴井貴之 
出演:小日向文世 佐藤めぐみ 浅田美代子 西島秀俊 大泉洋
    山口もえ 辻本祐樹 安田顕 佐藤重幸 森崎博之
    村上ショージ 輪島功一 有安杏果 嶋田久作



公開時コピー
一番寒い北海道から贈る、一番あったかい感動ムービー
チョコボールの箱についている“銀のエンゼル”を覚えていますか?


北海道発のバラエティ番組「水曜どうでしょう」の鈴井貴之によるドラマ。
出演は「CASSHERN」を始め、最近映画出演が非常に多い小日向文世。
docomoのCMに出演している佐藤めぐみ、熟練女優の浅田美代子、「Dolls ドールズ」の西島秀俊、そして北海道では絶大なカリスマを持ち、鈴井監督の前作「river」で主演を張った大泉洋。

<あらすじ>
北海道の片田舎にあるローソン。
そこのオーナーである北島昇一は妻・佐和子に店を任せきりの生活を送っていた。
ある日、娘・由希の進路に関する三者面談の為に佐和子が出かけようとしたとき、車が事故を起こし、全治3ヶ月の怪我を負ってしまう。
妻に代わって店の運営を任された昇一だったが、店や娘に関する事は何も知らず、また2人での生活に戸惑う。店に訪れる妙な客、由希に惚れている商品発送トラックのドライバー・ロッキー、寡黙な夜勤の店員佐藤など、馴れない環境に振り回されていく昇一だった。

***

公開時期が昨年末からバラバラで、ようやく時間があったの見に行きました。
前作の「river」がなかなかシュールなサスペンスだったのに対し、今作は地域コミュニケーションを深く描いたドラマ。
タイトルの「銀のエンゼル」はあのチョコボールの当たりの事です。
5枚集めれば、おもちゃの缶詰が貰える、だけどいつも5枚目が出たときは集めた4枚がどこかに行ってしまう・・・かといってこの映画が悲観的な映画なのではなく、結局は自分自身で人生をつかみ取るものなのだ、というテーマが根底にあります。
監督の鈴井貴之はこれが3作目なんですが、北海道という地元にこだわっていて、映像からは北海道の広大な大地と雪景色と共に、そこにある生活というものをしっかりと描き出してます。

出演陣に関しては言うことありません。
山口もえや村上ショージ、嶋田久作、輪島功一なども良い味を出してます。
娘・由希を演じる佐藤めぐみは気の強そうな目もとが特徴的で、綺麗な女優さんなので惚れました(笑)。
大泉洋に関しましては、ハマリ役。
謎めいた店員を演じる西島秀俊が良かったかな。

全体的にいえば、この映画を劇場まで足を運んでまで見るものなのかと言われると「人それぞれ」だと思います。
個人的に言えば、結構感動しました(隣の席で見ていた女の子は泣いてました)。
とても共感度が高い映画だと思います。

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by syosei7602 | 2005-03-05 00:50 | ヒューマン/ドラマ
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