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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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ゴッド・ディーバ
ゴッド・ディーバ_d0030824_1653484.jpg『IMMORTEL AD VITAM』 フランス/2004
監督:エンキ・ビラル 
出演:リンダ・アルディ トーマス・クレッチマン
    シャーロット・ランプリング




公開時コピー
神が憧れたのは、月よりも青い彼女の涙。

3人の俳優以外のキャラクター全てがCGという驚異的な融合を試みた作品。
全体的に「ブレードランナー」「フィフィスエレメント」の世界観に近いものがあるが、そこは監督のエンキ・ビラルの腕の見せ所。
この監督さんはヨーロッパでは最高のアート・クリエイター。
些か独創的過ぎる世界観はカルトムービーの臭いをプンプンさせてます。

<あらすじ>
2095年、NYにはミュータントと謎の「侵入口」、そして上空には浮遊するピラミッドが存在していた。
ピラミッドの中には人間を想像した神ホルス、死神アヌビスがいた。
ホルスは反逆罪で他の神々より死刑を宣告されるが、7日間の猶予を与えられる。
人間界に降り立った彼は、ある目的の為に偶然脱走した政治犯ニコポルの体を借り、青い涙を流すミュータント女性・ジルを捜し始めた。

***

恐らく、かなりややこしい監督の原作を映像化した為か、わかりにくい所は多々あるものの意外と退屈はしない映画です。
キャラクターのほとんどがCGということで、実俳優との違和感が真っ先に考えられるんですが・・・うーん、微妙。
想像神ホルスはわかるとして、果たして他のキャラクターをCGにする必要性があったのか?
まあ、このあたりは監督のこだわりでもあるし、メインのキャラクターを際だたせたかったのかもしれないですね。

シナリオ自体は関連するややこしい話を見ながら頭の中で取り払ってしまえば、単純なんですがいかんせん設定自体が説明不足なので、その辺りで混乱すると思います。
何度も見直す映画・・・とはお世辞にも言えないですが、もう一度見ても良いかな。

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by syosei7602 | 2005-01-27 23:47 | SF/ファンタジー/パニック
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