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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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リプレイスメント・キラー
リプレイスメント・キラー_d0030824_171811.jpg『THE REPLACEMENT KILLERS』 アメリカ/1998
監督:アントワーン・フークア
出演:チョウ・ユンファ ミラ・ソルヴィーノ マイケル・ルーカー
    ケネス・ツァン ユルゲン・プロフノウ ティル・シュヴァイガー
    カルロス・ゴメス



公開時コピー
映画史上、最も美しい銃激戦。
チョウ・ユンファ ハリウッド進出第1弾!


製作総指揮にジョン・ウーを迎え、チョウ・ユンファが見事ハリウッド進出を果たしたハードボイルド・アクション。
監督は「トレーニング・デイ」「キング・アーサー」のアントワーン・フークア。
出演は「男たちの挽歌」「グリーンディスティニー」のチョウ・ユンファ、「誘惑のアフロディーナ」のミラ・ソルヴィーノ、「クリフハンガー」のマイケル・ルーカー、「SAYURI」のケネス・ツァン、「ハウス・オブ・ザ・デッド」のユルゲン・プロフノウ、「ドリヴン」のティル・シュヴァイガーなど。

<あらすじ>
ある夜、チャイニーズマフィアのボス、ミスター・ウェイ(ケネス・ツァン)の息子が警察の捜査にあい、刑事ジーコフ(マイケル・ルーカー)に射殺される。
ウェイは復讐の為、殺し屋ジョン(チョウ・ユンファ)を呼び寄せジーコフの幼い息子を殺すように命じる。
しかし、ジョンは家族思いのジーコフに自らの家族を重ね合わせ命令を遂行出来ず、逃走を図る。そして人質となっている家族を守るため中国に戻る事を決め、パスポートの偽造屋メグ(ミラ・ソルヴィーノ)の元へと向かう。
しかし、ウェイの手下が襲撃、ジョンはメグを連れて逃げ出す。
ウェイは右腕のコーガンに命じて手段を選ばない殺し屋リカーとコリンズを雇わせ、追撃させるのだった。

***

ハリウッドに行っても相変わらず、サングラス、タバコ、ベレッタが似合うチョウ・ユンファの魅力を前面に押し出した良作です。
製作にジョン・ウーが関わっているからか、やっぱり2挺拳銃。
コントラストの強い映像と撃って撃って撃ちまくるチョウ・ユンファはやっぱりカッコイイ。
公開キャッチコピーに違わず、銃撃戦には力が入っています。

ストーリーは家族の絆を中心に描かれています。
息子を失ったウェイは逆恨みで、ジーコフ刑事に子供を失う辛さを知らしめてやろうとするんですが、殺し屋ジョンも家族を失う辛さを知っていた為に計画が狂います。
この物語の書き方はジョン・ウーが「男たちの挽歌」や「フェイス/オフ」などでも再三使ってきたもので、製作総指揮であるものの影響が色濃く出ている気がしますね。

出演陣ではちょっとやさぐれた雰囲気のミラ・ソルヴィーノがとても良い味を出していて、チョウ・ユンファとの絡みもうまくあっています。
またいぶし銀のマイケル・ルーカー、この人良いですね~。
がっちりとした体格に、優しげな目が独特で髭もよく似合います。
2人の殺し屋を演じるチル・シュエイガーとダニー・トレホ、マシンガンを乱射し暴れ回るんですが、あと少しラストを格好良く決めて欲しかったところ。
もっとも、チョウ・ユンファありきで作られている映画なので文句は言えませんが。

「グリーンディスティニー」や「アンナと王様」といった役どころも良いんですが、チョウ・ユンファ=ベレッタ2挺が定番。
香港仕込み、ハリウッド製のガンアクションは必見です。

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by syosei7602 | 2006-01-08 20:08 | アクション/アドベンチャー
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