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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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キューティ・ブロンド
キューティ・ブロンド_d0030824_1593613.jpg『LEGALLY BLONDE』 アメリカ/2001
監督:ロバート・ルケティック
出演:リース・ウィザースプーン ルーク・ウィルソン セルマ・ブレア
   マシュー・デイヴィス ヴィクター・ガーバー 
   ジェニファー・クーリッジ
受賞:MTVムービー・アワード/コメディ演技賞(2002)


大ヒットしたコメディ・サクセスストーリー。
監督はこれがメジャーデビューとなるロバート・ルケティック。
出演は「メラニーは行く!」のリース・ウィザースプーン、「あなたにも書ける恋愛小説」のルーク・ウィルソン、「ヘルボーイ」のセルマ・ブレア、テレビシリーズ「エイリアス」のヴィクター・ガーバー、「イントゥ・ザ・サン」のマシュー・デイヴィスなど。
際だって美人というわけではないリース・ウィザースプーンの好演が光る良作。
続編も製作された。

<あらすじ>
陽気で人気者、ブロンドヘアーが特徴のエル・ウッズ。大学でファッションを専攻し優秀な成績を収めるほどだったが、恋人で政治家志望のワーナーに別れを告げられる。
理由は政治家の妻に金髪女性は似合わないから、というもの。
そのワーナーはハーバード大学のロー・スクールに進学する。
ワーナーを振り向かせるため、エルはロー・スクールへ行くことを決意。
ユニークな手段と努力を重ね、見事ハーバード合格を決めるのだった。

***

この映画の設定は「金髪女性は頭が悪い」という固定概念を主軸に、主人公が成功していく過程をコメディとして描いたもの。
まあ、普通ならこんなことありえないと思いますが、コメディ映画として割り切ってみればとてもよくできています。
ステレオタイプの打破がテーマの1つですが、この映画にある対立構造が面白い。
ブロンド対ブルネット、お気楽対堅実、主人公エルが使うPCだけがMacなどなど。

ストーリーは中盤からお気楽さを保ちつつ、一大決心したエルが活躍していくんですが、元々大学でファッション専攻オールAという成績なだけに頭が悪くないというの肝です。
もし、はじめから頭が悪いという設定からロー・スクールに行くという設定だとありえないんですね。
しかし、裁判にあのファションは下手すれば法定侮辱罪じゃないかと思うんだけど・・・。
確かテレビシリーズの「アリー・myラブ」ではミニスカートが短すぎて法定に入るな!みたいな話があったなぁ。

出演のリース・ウィザースプーン。
ちょっとしゃくれ顔で際だって美人という女優じゃありません。
だけど、愛嬌のある顔ところころと変わるファッション、ヘアスタイル(40種類だとか)、顔の表情が豊かで良いですね。
そして、これまたコメディが得意なルーク・ウィルソン。
微妙な男前(笑)。体格がいいのでスーツがよく似合います。

楽しい映画なので笑いたいときにお薦め。

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by syosei7602 | 2005-12-09 23:59 | コメディ/パロディ
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