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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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D.P
D.P_d0030824_291862.jpg『D.P』 日本/2004
監督:千葉誠治
出演:半田健人 藤田陽子 高野八誠 蒲生麻由 阿部薫 
    一條俊 大蔵基誠 浅井星光 松田賢二




公開時コピー
その戦いは、死ぬことさえ許さない――

「隠忍術 しのび」シリーズ、宮本武蔵をアンチ・ヒーローとした「巌流島 -GANRYUJIMA-」の千葉誠治監督によるサスペンス・アクション。
出演は「仮面ライダー555」でブレイクした半田健人、「模倣犯」の藤田陽子、「仮面ライダー THE FIRST」の高野八誠など。
アクション監督は「SHINOBI」の下村勇二。
近年の仮面ライダーシリーズに出演している俳優陣が揃っている。
映画の謳い文句は「CUBE」+「VERSUS」。

<あらすじ>
ある朝、深い森の中で7人の若者が目を覚ます。
しかし、自分が誰であるのか、なぜこの場所に連れて来られたかがわからない。
そこへ黒い衣服に身を包んだ男が襲いかかってくる。
武器をどこからともなく取り出し、若者の1人を殺した男。
若者達は逃げるが、そこは目に見えない壁に囲まれ脱出不可能。
彼らの選択肢はただ1つ、戦うことだけだった。

***

近年のアクションブームからか、インディーズ系やビデオ映画、もしくは単館公開のアクション映画が割と多く作られています。
この映画もその1つで、アクション監督はこの手の邦画でお馴染みの下村勇二。
キレのあるアクションシーンが意外と多く、低予算でも頑張って作ろうという意識がよく見えますね。

ただし、シナリオは些か外し気味。
DVDのパッケージには先に書いた「CUBE」+「VERSUS」とあるらしいのですが、正直な所それほどの面白さはありません。
なぜかというと、明確なオチというものが存在しない。
ただ「D.P」の謎が解けるだけで、あとは戦うだけという展開。
これは些か消化不良なんじゃないかと。
ストーリーは終わるけれど、あとに続くといった物語を作る監督といえばジョン・カーペンターなんかがそうですが、そういうこだわり見たいな作りにして欲しかったですね。

出演者は些か演技に難あり。
動きは良いんだけど、勿体ない。
登場人物のキャラクター設定をもっと練って欲しかったところ。
これならアクション出来る俳優なら誰でも出来ちゃう、そんな感じに見て取れました。
邦画のアクションレベルが上がっているのを見るには良いかな。

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by syosei7602 | 2005-11-23 00:00 | アクション/アドベンチャー
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