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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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のら猫の日記
のら猫の日記_d0030824_215690.jpg『MANNY & LO』 アメリカ/1996
監督:リサ・クルーガー
出演:スカーレット・ヨハンソン アレクサ・パラディノ
    メアリー・ケイ・プレイス ディーン・シルヴァーズ
    マーレン・ヘッチ



公開時コピー
「会う前の人を夢に見たことある?」

「ロスト・イン・トランスレーション」のスカーレット・ヨハンソン初主演作。
当時11歳ながら手堅い演技力を感じさせる。
監督は「ノンストップ・ガール」のリサ・クルーガー。
共演はアレクサ・パラディノ、「メラニーは行く!」のメアリー・ケイ・プレイス。

<あらすじ>
11歳のマニーと16歳のローは孤児の姉妹。ローは里親からマニーを連れ出し、ワゴン車で旅を続けていた。
食べ物は万引きし、ガソリンはローはが男の子とセックスをして分けて貰うという生活だった。
しかし、ローは自分が妊娠している事に気が付き、病院でおろそうとするが既に堕胎時期を越えていた。
仕方なしに、出産の用意を考えたローとマニーは空いている山奥の別荘に入り込み、マタニティショップの店員で知識豊富な中年女性エレインを誘拐するのだった。

***

今やハリウッドを代表する女優になったスカーレット・ヨハンソン。
顔、全然変らないですな。
彼女はこの映画でインディペンデント・スピリット賞にノミネートされてます。
これって「ロスト・イン・トランスレーション」が受賞しているんですね(ヨハンソンは受賞してないけど)。

ストーリーは大きな起伏があるわけじゃなく、しかも姉妹は万引きしながら生活しているという、世間的にはネガティブな設定。
ありがちな話ですが、姉は世間ずれしていて妹は割と世間を理解しようと努力している、このギャップに入り込むのが誘拐されてきたエレインな訳ですが、実はこの人も以外と違う方向で世間ずれしている。
組み合わせの妙ですね。

出演者のアレクサ・パラディノは初めて見る女優ですが、これ以外に代表作がありません。
未見ですが「クール・ドライ・プレイス」「バウンティ・ハンター 母娘賞金稼ぎ」の2作品があるようです。
メアリー・ケイ・プレイスはもう中堅の女優で、ちょっと妙な?エレインを存在感たっぷりに演じてます。

基本的には女性の映画です。
ただ、根底にあるのは家族愛で何かを共有、この場合は出産と子供(主人公も子供である)というひとつの家族を形成することで得られる幸せをのんびり、緩やかに描かれてます。
ホッとしたいときにお薦め。

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by syosei7602 | 2005-11-03 00:00 | ヒューマン/ドラマ
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