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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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ワイルドカード
ワイルドカード_d0030824_23572074.jpg『WILD CARD』アメリカ/2014
監督:サイモン・ウェスト
出演:ジェイソン・ステイサム マイケル・アンガラノ
マイロ・ヴィンティミリア ドミニク・ガルシア=ロリド
アン・ヘッシュ ソフィア・ベルガラ ホープ・デイヴィス
スタンリー・トゥッチ





公開時コピー
最強の「切り札」

もはやスティーブン・セガールの次に無敵俳優となりつつあるジェイソン・ステイサム主演のクライムアクション。
1986年のバート・レイノルズ主演「ビッグ・ヒート」のリメイクとなる。
監督は「エクスペンタブルズ2」「メカニック」でタッグを組んだサイモン・ウェスト。
出演は「ドラゴン・キングダム」のマイケル・アンガラノ、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」のマイロ・ヴィンティミリア、TVシリーズ「マジックシティ 黒い楽園」ドミニク・ガルシア=ロリドなど。

<あらすじ>
ラスベガスで用心棒稼業を営むニック・ワイルド(ジェイソン・ステイサム)は、特殊部隊出身の凄腕。
ある日、彼の元にカジノ巡りのために用心棒をして欲しいという青年キニック(マイケル・アンガラノ)が訪れ、ニックは仕方無しに引き受けることに。
時を同じくして、ニックは元恋人であるホリー(ドミニク・ガルシア=ロリド)から何者かに暴行されたことを告げられ、復讐を依頼される。
ラスベガスを知り尽くしたニックにとっては簡単な依頼だったが、面倒ごとが嫌って表面上は断るのだったが…。
ワイルドカード_d0030824_23541739.jpg

<総評>
オリジナルの主演はバート・レイノルズ、といえば思い浮かぶのは「キャノンボール」シリーズ。ここで「トランザム7000」が一発で出てこないのが浅薄な知識しかもたない証拠だろうか…。
それはさておき、ジェイソン・ステイサムといえば安定の強さというしかないわけで、本作もお決まりパターンだろうな、と思いつつ見てしまうわけですよ。セガール映画をなんとなく見ちゃう感じ?いやでも、ステイサムもセガールも好きなんですよ。早く「エクスペンタブルズ」で共演しませんかね。
さて、凄腕の一匹狼な用心棒ニックが元恋人から「復讐よろしく」と頼まれたところが本作のスタート。シナリオは一本調子で依頼→見つける→ボコるといういつもの三段活用。
ただし、爆発がなかったりするわけで…まあ、おとなしい作品です。
観客が与えられているのはニックが強いということだけで、本来序盤で語られるべき要素がなかったりして情報不足なんです。
お陰で話の盛り上がりがないまま、なんとなく終わっちゃって残念な感じでした。
オリジナルは復讐劇であり、ストーリーも本作よりちゃんとしていると思うんだけどなぁ。
出演者はかなり豪華。でも公式サイトを見ると、ドミニク・ガルシア=ロリドが載っていない…この女優はアンディ・ガルシアの娘だそうです。きれいな人なのに、登場シーンの大半はアザだらけの顔でもったいない。
マイケル・アンガラノも出てきただけで、存在感を放ったのはスタンリー・トゥッチかな。
しかし、ステイサムは延々とアクション映画に出続けている近年では稀な俳優かも。
次は遂に大作「ワイルド・スピード」シリーズ。
果てさて、筋肉坊主たちの中でどんな役を演じてくれるのか楽しみです。

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by syosei7602 | 2015-02-25 23:57 | ハードボイルド/犯罪
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