トップ | ログイン

映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ドミノ
ドミノ_d0030824_1434066.jpg『DOMINO』 アメリカ・フランス/2005
監督:トニー・スコット
出演:キーラ・ナイトレイ ミッキー・ローク エドガー・ラミレス 
   ルーシー・リュー クリストファー・ウォーケン ミーナ・スヴァーリ




公開時コピー
実在した女バウンティ・ハンター《賞金稼ぎ》ドミノ・ハーヴェイ。
彼女を駆り立てたのはスリルと興奮、そして孤独な過去だった・・・。


「マイ・ボディガード」のトニー・スコット監督が実在した女性バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)ドミノ・ハーヴェイ(2005年死去)の生き様を映画化。
出演は「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイ、「シン・シティ」のミッキー・ローク、ハリウッドではメジャー初のエドガー・ラミレス、「KILL BILL」のルーシー・リュー、「マイ・ボディガード」のクリストファー・ウォーケンなど。

<あらすじ>
イギリスの名優ローレンス・ハーヴェイと70年代トップモデルとして名を馳せたポーリーン・ストーンとの間に生まれたドミノ・ハーヴェイ。
幼い頃に父を亡くしたものの、何不自由なく育ってきた彼女は15歳でモデルになる。
しかし、上流階級の生活に空しさを感じ、大学では事件を起こして退学になってしまう。
ある日、賞金稼ぎ募集の広告をみたドミノは迷うことなく応募する。
凄腕の賞金稼ぎエドとチョコのチームに加わった彼女は女性バウンティ・ハンターとして異例の活躍を始めるのだった。

***

実在した女性バウンティ・ハンター、ドミノ・ハーヴェイ。
残念ながら今年、不慮の死を遂げてしまったそうです。
この映画はドミノが賞金稼ぎになる過程から、実話をベース(といっても賞金稼ぎの仕事として)に大胆に脚色しています。
つまり、序盤はノンフィクション、中盤以降はほぼフィクション。
アメリカには結構な数の賞金稼ぎがいるそうですが、その仕事のほとんどは保証金で保釈された人物が逃亡した場合に捕まえるという事。
映画で描かれる過激なアクションの様な事も多数あるみたいですね。

ストーリーはドミノの取り調べから始まります。
取り調べはドミノが関わった事件の真相解明を焦点に、彼女自身の生き様が語られ、事件に行き着くまでの過程を述べたもの。
つまり、過去を振り返る形とドミノ自身の記憶ですね。
目まぐるしくまわるカメラワークとハイコントラストな映像がトリップ感を演出。

出演のキーラ・ナイトレイは今までのイメージを変えて、髪を短くし、ショットガンを片手に暴れ回ります。
ミッキー・ロークは「シン・シティ」を含めて最近は好調ですね~。
渋くワイルドな雰囲気は抜群でした。
そして、エドガー・ラミレス。
語学堪能にして、外交官を目指していたほどの人らしいです。
アメリカ以外での活躍が多く、今回がハリウッドデビュー作になりますが、ラテン系のカッコイイ俳優なので頑張って欲しいところですな。
ルーシー・リューは神経質そうな取り調べ担当官役。
しかしまあ、大胆にも椅子に座りっぱなしという使い方は凄いっすな。
そして、他にもアメリカの人気テレビドラマ「ビバリーヒルズ高校・青春白書」の主演俳優を本人役で出演というユーモアもあり。

全体的にはまあ・・・B級感は否めないですが、こういうすごい女性もいたんだよみたいな感覚で見るのがいいかも。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2005-10-23 00:00 | ノンフィクションベース
<< ARAHAN アラハン アサインメント >>