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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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フライトプラン
フライトプラン_d0030824_1465665.jpg『FLIGHTPLAN』 アメリカ/2005
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ジョディ・フォスター ピーター・サースガード ショーン・ビーン
    マーレン・ローストン エリカ・クリステンセン ケイト・ビーハン




公開時コピー
彼女は、航空機設計士。そして、1人の母。
高度1万メートルの上空で、幼い娘が失踪した・・・。
その時、最新鋭の旅客機は、史上最悪の《戦場》に変わる――!


ヨーロッパ出身のロベルト・シュヴェンケ監督によるサスペンス。
出演は「羊たちの沈黙」のジョディ・フォスター、「ナショナル・トレジャー」のショーン・ビーン、「ニュースの天才」のピーター・サスガード、「トラフィック」のエリカ・クリステンセンなど。
シリアスな展開と手堅い作りのサスペンスに仕上がっている。

<あらすじ>
ドイツ・ベルリン。
1週間前、夫デビットが突然自殺を図り、6歳の娘ジュリアとニューヨークに帰る事にした飛行機エンジンの設計士カイル。
自分がエンジンを設計した最新ジェット機E474に娘と2人で乗る。
満席になった飛行機は離陸し、夜間の為客室内は消灯し、カイルもまた疲れから少し寝てしまう。
ふと目を覚ましたとき、娘ジュリアの姿は忽然と消えていた。
飛行機内を探し始めたカイルだったが、どこを探しても見つからない。
機長に掛け合ったカイルの元へ、騒ぎを聞きつけた航空捜査官カールソンもやってくる。
しかし、ジュリアの搭乗記録はなく、更には機長が地上から来たファックスの怖ろしい内容を伝えるのだった。
ジュリアは夫デビットと共に死亡していると・・・。

***

ジョディ・フォスターがとにかく無茶をするサスペンス。
設定自体が些かご都合主義な感じも受けますが、楽しめます。
エンジン設計という設定ですが、別にエンジンに特定せずとも飛行機の設計士でいいじゃん、とか思ったりして(確かエンジン設計士だと思うけど、英語あやしい・・・)。
設計士なんて結構な高給取りじゃないのかなぁ、なんでエコノミークラスなんだよ!とか・・・邪推ですね。

ストーリーは結構ハラハラします。
いるはずなのに、消えてしまった娘とその荷物、必死で娘を捜しながらその為にはかなり無茶をしちゃいます。
他の乗客に食ってかかるわ、走り回るわと・・・ちょっと怖い(笑)。
いやはや、迷惑な乗客そのものです。
シナリオそのものは良く出来ていますね。
テンポも良いし、アイディアもいいけれど、ただ少し弱いかなぁ。

出演のジョディ・フォスターをはじめ、ピーター・サスガード、ショーン・ビーンも良い演技をしています。
ショーン・ビーンがかなり良い味だしてますね。
特にこういったサスペンスの基本は誰も彼もがあやしく見せ、さらに観客に混乱させること。
終わって見たときに「ああ、こういう事か」と悔しがるような締め方をすると、得した気分になりますね。
この映画もシナリオの良さと演技の良さも相まって、良い出来だと思います。
それにしてもジョディ・フォスター、歳をとっても綺麗です。

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by syosei7602 | 2005-10-20 23:59 | ミステリ/サスペンス
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