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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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オペラ座の怪人
オペラ座の怪人_d0030824_13141882.jpg『THE PHANTOM OF THE OPERA』 アメリカ・イギリス/2004
監督:ジョエル・シューマカー
出演:ジェラルド・バトラー エミー・ロッサム パトリック・ウィルソン
    ミランダ・リチャードソン ミニー・ドライヴァー
    ジェニファー・エリソン 
受賞:放送映画批評家協会賞/若手女優賞(2004)


公開時コピー
あなたの声で私の花が開きはじめる。

ガストン・ルルーの傑作ミュージカルを素晴らしい映像美で映画化。
今まで何度も映画化されてきただけに、その作りは非常に素晴らしい。
製作を手がけたのはアンドリュー・ロイド・ウェバー。
舞台版の音楽を手がけ、またマドンナのミュージカル映画「エビータ」の音楽を担当したことでも有名。
監督は「依頼人」「フォーンブース」のジョエル・シューマカー。
出演は今作で一躍有名になった「トゥームレイダー2」「タイムライン」のジェラルド・バトラー、「デイ・アフター・トゥモロー」「ミスティック・リバー」と話題作への出演が続いているエミー・ロッサム、「アラモ」のパトリック・ウィルソン、「スノーホワイト/白雪姫」のミランダ・リチャードソンなど。

<あらすじ>
1919年パリ。
かつて栄華を極めたオペラ座は廃墟と化し、そこで見つかった品々がオークションにかけられていた。オペラ座にかかっていたシャンデリラがオークションにかけられた時、参加していたラウル子爵は当時の事を思い出す。
1870年代、オペラ座の支配人が入れ替わり、ラウル子爵が支援者になったその日、リハーサルをしていたプリマドンナのカルロッタの身に事故が起き、カルロッタは降板すると言いだす。
急遽コーラスガールで優秀なクリスティーナが代役に立てられたが大反響を呼ぶのだった。
しかし、彼女に歌を教えていたのはオペラ座の地下に住むといわれるファントムであり、クリスティーナはファントムを亡き父が遣わした「音楽の天使」と信じて疑わなかった。
だが、幼馴染みだったラウル子爵との関係が深まったとき、ファントムが動き出した。

***

140分と長めの映画で、ほぼ全編のセリフが歌になっています。
ミュージカルなので当然なんですが「シカゴ」で免疫が出来たせいか耐えられました(笑)。
「エビータ」なんて寝ちゃったので、未だ最後までみてないんだけど・・・。

「オペラ座の怪人」は何度か映画化され、またテレビ版もいくつか作られたそうです。
このタイトル、かなり印象に残っていていつも見よう、見ようと思って見ていませんでした。
多分、そのバージョンは1989年に作られたドワイト・H・リトル監督のものだと思うんですが、まあ「エルム街の悪夢」のロバート・イングランドが主演していると聞くとホラーな感じがしますね。

それはさておき、今作はとても良くできていたと思います。
映像、美術、音楽、出演者ともレベルが高く、映画として文句のつけようがそれほどありません。
ミュージカルが好きか、嫌いかというレベルで判断すると個人的には「やっぱり、ちょっと眠くなった」という程度でして・・・参考になりませんかね。

さて、主演の3人は吹替え無しだとか。
舞台で活躍し歌も歌えるジェラルド・バトラー、幼少よりオペラを学んでいたエミー・ロッサム、ミュージカル出身のパトリック・ウィルソン。
演技も出来れば歌も歌えるなんて、奇跡的なキャスティングという他ないです。
これを念頭に映画を見ると「すごい!」の一言。
いやはや、恵まれた映画。

肝心のシナリオですが、元が不朽の名作とまで言われたもの。
多少長すぎた気がしますが、それも良し、ラスト公演のシーンは感動です。
文句なく、ジェラルド・バトラーが格好良いの一言。
「シカゴ」とは対照的なほど、ミュージカルそのものな映画。
必見です。

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by syosei7602 | 2005-09-20 23:05 | ミュージカル/音楽/ダンス
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