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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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さや侍
d0030824_1293279.jpg『SAYAZAMURAI』 日本/2011
監督:松本人志
出演:野見隆明 熊田聖亜 板尾創路 柄本時生
りょう ROLLY 腹筋善之介 清水柊馬 竹原和生
伊武雅刀 國村隼






公開時コピー
鞘しか持たない侍とその娘、
30日間の戦い──。


ダウンタウン・松本人志による監督3作目となる作品。
脚本協力に板尾創路が加わったことで、全2作とは違った作風となっている。
主演の野見隆明は松本人志のバラエティ番組から抜擢されたバーテンダーで全くの素人と思われているが、脚本協力の1人である高須光聖の「ドキュメンタリーハイ」で俳優デビューしている。
また、「さや侍」というアイディアは野見隆明の使えないけど持ち歩いている携帯電話からきている。
撮影時、脚本を渡されず、共演者と話すことを禁じられ、映画主演とは知らずにコントし続けていた(しかし、撮影後半に松本人志による演技指導が入ってばれた)。

<あらすじ>
伊香藩水位微調役だった野見勘十郎(野見隆明)は、ある出来事をきっかけに刀の鞘だけを持ち、娘のたえ(熊田聖亜)を連れて脱藩する。
賞金首となった勘十郎を、賞金稼ぎの三味線のお竜(りょう)、二丁短銃のパキュン(ROLLY)、骨殺死 ゴリゴリ(腹筋善之介)などが狙っていた。刺客から辛くも逃げ延びた勘十郎だったが、ある夜、多幸藩の追手によって捕らわれてしまう。
しかし、多幸藩の藩主(國村隼)は変わり者で、罪人に三十日の業を課していた。
それは、母を亡くして笑わなくなった若君(清水柊馬)に一日一芸を見せて、三十日以内に笑わせることができれば無罪放免、できなければ切腹というものだった。
今まで数々の罪人が三十日の業を行ってきたが、成功した者はいなかった。
勘十郎はあの手この手で笑わせようと奮闘するが、若君の表情ひとつ変えることができない。
たえはそんな姿は侍らしくなく無様と言い出す。二人を見かねた牢番の倉之助(板尾創路)と平吉(柄本時生)は、一緒に笑わせる案を考え始める。
d0030824_1294570.jpg

<総評>
前2作がマニアックな作風でお世辞にも「映画」としての体裁が成り立っていなかった松本人志作品(曰く、映画の概念を壊すという意味では正解なんだけど)。
どちらかというと映画の撮影技法を使った長編コントにしか思えず、3作目も期待値低めで見に行きました。
結果として、前2作よりも映画らしい作品になっていましたが、江戸時代という背景は単なる背景でしかなく、言葉遣いなどの時代考証は無し、文化も割と適当な感じになっています。
細かい部分にツッコミを入れても仕方ない話ですが、そこは江戸時代ならではのアイディアで笑わせるという工夫が欲しかったかもしれません。
物語は若君を笑わせて無罪放免を勝ち取るという目的で進みますが、前2作と違うところは父と子の関係が勘十郎とたえ、殿様と若君の二重構造になっているところ。
こういった作り込みはいかにも映画らしいおもしろさですが、相変わらずコントとしての作りが中心なのでそれほど目新しさはありません。
要するにコメディ映画じゃないのがネックなわけで、「さやしか持たない侍」というアイディアはいいのに、行き着くところはバラエティ番組とかわらないのがもったいない。
この展開はあきらめるとしても、子役の熊田聖亜が非常にがんばっていて、実に良い。
そして主演の野見隆明はクライマックスまで台詞らしい台詞はほとんどないんですが、三十日目が迫真の演技で思わず圧倒されました。
本作の見どころはクライマックスまで引っ張る、とにかく引っ張る。
これはもう脚本というよりは、中年の素人おじさんが見せた渾身の一撃みたいなもんです。
ラストはちょっと残念。もう少し考えて順番を逆にすれば、感動したまま終われました。
エンドロール後は蛇足でしたね。
松本人志の監督としての技量はちょっと微妙です。
映画の概念を越えた映画を撮りたいという気持ちはわかるのですが、どうしてもコントの域を出ない。
いっそのこと、思い切ってアクションやラブストーリーを撮った方が成功するような感じを受けます。

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by syosei7602 | 2011-06-26 23:10 | 戦争/歴史/時代劇
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