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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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ボーン・アイデンティティー
ボーン・アイデンティティー_d0030824_13521912.jpg『THE BOURNE IDENTITY』 アメリカ/2002
監督:ダグ・リーマン
出演:マット・デイモン フランカ・ポテンテ クライヴ・オーエン 
    クリス・クーパー ブライアン・コックス 
    アドウェール・アキノエ・アグバエ 



公開時コピー
マット・デイモン=ジェイソン・ボーン
男は、彼らの「武器」となる為に訓練された筈だった…


冷戦終結以降、ネタが尽きていたスパイ映画に活力を与えたサスペンス・アクション。
監督は今年の年末公開予定「Mr.&Mrs. スミス」のダグ・リーマン。
出演は「リプリー」「オーシャンズ12」のマット・デイモン。
共演に「ラン・ローラ・ラン」のフランカ・ポテンテ、「大いなる遺産」のクリス・クーパー、「キング・アーサー」「SIN CITY」のクライブ・オーウェン、「トロイ」のブライアン・コックスなど。

<あらすじ>
嵐の夜、イタリアの漁船が海上に浮かんでいた若い男を救助する。男は背中を2発撃たれており、皮膚の下にスイスの銀行口座を記録したカプセルが埋め込まれていた。
意識を取り戻したものの、男は記憶を失っていた。
銀行口座を頼りに、スイスの銀行へ向かう。そこで、彼は貸金庫にあった持ち物から“ジェイソン・ボーン”というアメリカ国籍の人間だとわかるが、他にも名前と国の違うパスポートと大金、拳銃が入っていた。
自分の正体を探るために動き始めるが、警察に追われはじめ、偶然出会ったマリーと共にパリへ向かう。

***

続編の「ボーン・スプレマシー」もかなり人気が出たようですが、個人的には「スパイ・バウンド」を見るよりは面白いと思います。
マット・デイモンの本格的なアクション、暗殺者との戦い、端々に見られる007的ではない行動など、良くできていました。
また、静と動の使い分けがうまく、緊張感を良い具合に醸し出していましたね。

マット・デイモンといえば「リプリー」の生白い不気味な雰囲気が植え付けられていて、あまり好きではなかったのです。元々、この人は男前じゃないので演技力で魅せている俳優ですが、この映画ではなかなかクール。
ヒロインを演じるのはフランカ・ポテンテ。
「ラン・ローラ・ラン」以来、久々に見たんですがいやはや、これだけ笑顔の良い女優もいないですよ。好感度アップ(笑)。

シナリオ自体はさほど特筆すべきものはありませんが、派手になりすぎないアクション、くどすぎないラブシーンが逆に新鮮だったりします。
ただ、ボーンの行動に主観を置きすぎてしまい、背景がわかりづらかったですね。
1人称的と見てしまえば気になりませんが。
続編の「ボーン・スプレマシー」はまだ見ていませんが、近いうちに。

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by syosei7602 | 2005-07-25 22:56 | ミステリ/サスペンス
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