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『WALL STREET』 アメリカ/1984
監督:オリヴァー・ストーン 出演:マイケル・ダグラス チャーリー・シーン ダリル・ハンナ マーティン・シーン ハル・ホルブルック テレンス・スタンプ ショーン・ヤング シルヴィア・マイルズ ジェームズ・スペイダー ジョン・C・マッギンレー ソウル・ルビネック ジェームズ・カレン 受賞:アカデミー賞/主演男優賞(1987) 他 「プラトーン」に並んでオリヴァー・ストーン監督の代表作となり、アメリカでも経済・金融などで引き合いに出されるほどの傑作。 2010年に続編「ウォール・ストリート」が公開された。 出演は「ウォール・ストリート」のマイケル・ダグラス、「ビッグ・バウンス」のチャーリー・シーン、「キル・ビル」シリーズのダリル・ハンナ、「ディパーテッド」のマーティン・シーン、「マジェスティック」のハル・ホルブルック、「ゲット スマート」のテレンス・スタンプ、「ブレードランナー ファイナル・カット」のショーン・ヤングなど。 <あらすじ> 証券会社の営業マン、バド(チャーリー・シーン)は、貧しい生活から抜け出して出世する夢を見ていた。 業界のフィクサーであり、投資銀行家の大富豪ゲッコー(マイケル・ダグラス)に気に入られようと必死だったが、とりつく島もない。 そんなある日、ブルースター航空に勤める父親カール(マーティン・シーン)から、会社に関する内部情報を聞く。ブルースター航空はかつて事故によって株価が大きく下がっていたが、その事故の原因が会社にないことが証明されたというものだった。 事前情報を手にしたバドは、インサイダー情報をゲッコーに伝える。 ゲッコーは、バドを気に入って何かと目を掛けるが、他に情報を持たないバドは、預かった金の投資に失敗し損をしてしまう。 ゲッコーはバドに最後のチャンスとして、金融界の宿敵ワイルドマン(テレンス・スタンプ)の動向を探るように命令する。 バドはワイルドマンをスパイして情報を伝え、やがて彼とゲッコーは家族に近い関係にまでなるのだが…。 <作品解説> 続編「ウォール・ストリート」を見る前の予習として、実は初めて見た本作。 もはや巨匠となったオリヴァー・ストーン監督、主演のチャーリー・シーンの代表作として、非常に内容の濃い傑作です。 もう一人の主人公といえるゴードン・ゲッコーはウォール街で悪名を馳せた実在の投資家アイヴァン・ボウスキーがモデルとなっており、その強欲振りが克明に描写されています。 この時代に本作を見ると、株式投資のあり方などがわかりやすく、時代背景に関係なく楽しめますね。 さて、当時は意外と薄給だった証券会社のサラリーマン、バド・フォックスは出世を夢見ては幾度と無く失敗し、父親にお金を借りる始末。 当時の年収が500万から600万…普通に考えたら、現在でもある程度の余裕を持って暮らせる年収なのですが、投資家の損を被せられたり、家賃が高いなど生活が厳しい状態です。 そこで、ウォール街のフィクサー、ゲッコーを頼りに徐々にのし上がっていきます。 この過程でインサイダー取引など、投資に置ける裏の行動がありますが、当時としては割と普通だったとか。 バドとゲッコーはある意味、師弟関係になりますが、その後はパートナーとして互いに財産を築いていきます。 その後、バドは父親の勤めるブルースター航空の再建に向けて、株の買い占めを始めようとゲッコーと共に画策するわけですが、本作の重要な点がここにあります。 株の買い占めによる企業乗っ取りは合法ですが、そこに悪意があれば合法であっても批判的な立場に立たされます。それすらも無視すれば、大金を掴み、出世ができる…続編でも言われていますが、「倫理観の欠如」をこれほど見事に描いたものはないでしょう。 <見どころ> 今となっては古くさくなったパソコンの数々、株取引市場の様子など、どこか懐かしく感じます。 それでいて、株式取引の裏側、ゲッコーとバドの関係など人間ドラマとしての見どころは十分。 また、非常にテンポの良いストーリーです。 <出演者> 主人公バドを演じたチャーリー・シーンは当時、売れっ子でした。今ではTVドラマが中心となってしまいましたが、続編でも少し出ています。 マイケル・ダグラスは渋みを利かせた強欲なゲッコーを好演。 見事、オスカーに輝きました。 バドの父親役には、チャーリー・シーンの父親マーティン・シーン。親子の会話がなんとなく微笑ましい。 また、ヒロインを演じたダリル・ハンナがかなり綺麗ですが、こちらはなんとラジー賞。 続編で物語の序盤、キーマンとなったルーをハル・ホルブルックが演じています。 この辺りのキャスティングもいいですね。 <総評> 人間ドラマとしても高い評価を受けた本作ですが、株の取引などがかなりわかりやすく説明されており、ある意味教材としても使えますね。 オリヴァー・ストーン監督の作品は、ものによって非常に長くダラつく場合があるのですが、本作はよくまとめられており飽きさせません。 続編も含めて見ることをオススメです。 <関連作品> ウォール街 (1作目) ウォール・ストリート (2作目) よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2011-02-23 23:59
| ヒューマン/ドラマ
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