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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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ファーゴ
d0030824_1134255.jpg『FARGO』 アメリカ/1996
監督:ジョエル・コーエン
出演:フランシス・マクドーマンド スティーヴ・ブシェミ
ウィリアム・H・メイシー ピーター・ストーメア ハーヴ・プレスネル
ジョン・キャロル・リンチ クリステン・ルドルード トニー・デンマン
受賞:アカデミー賞/主演女優賞・脚本賞(1996)
カンヌ国際映画祭/監督賞(1996) 他

「ノーカントリー」のジョエル・コーエン、イーサン・コーエンの兄弟監督の実力を不動のものにしたサスペンスの傑作。
アカデミー賞7部門にノミネートされ、主演女優賞・脚本賞を獲得、他に各映画賞で多数の賞に輝いた。
出演は「バーン・アフター・リーディング」のフランシス・マクドーマンド、「ビッグ・フィッシュ」のスティーヴ・ブシェミ、「団塊ボーイズ」のウィリアム・H・メイシー、「ホースメン」のピーター・ストーメア、「フェイス/オフ」のハーヴ・プレスネル、「悲しみが乾くまで」のジョン・キャロル・リンチなど。

<あらすじ>
d0030824_1135230.jpg真冬のミネソタ州ミネアポリス。カーディーラーのジェリー(ウィリアム・H・メイシー)は、妻のジーンや義父ウェイド(ハーヴ・プレスネル)に隠している借金返済の為、裕福なウェイドから金をせしめようとジーンの狂言誘拐を計画する。
自動車整備の男から、カール(スティーヴ・ブシェミ)とゲア(ピーター・ストーメア)という男を紹介してもらい、報酬兼仕事用の新車1台と身代金の半分を渡す約束で誘拐を依頼する。
カール達は誘拐に成功し隣町のブレーナードまでやってくるが、新車でナンバーを付け忘れたためパトロールd0030824_114256.jpg中の警官に止められる。しかし、ゲアは警官を撃ち殺し、さらに偶然通りかかった車を追って2人を射殺してしまう。
管轄の警察署長マージ(フランシス・マクドーマンド)は、明け方に電話で起こされ、身重の体で現場にやってくる。彼女はパトロール中の警官が書き残したメモから、犯人の車がディーラーナンバーを付けたままであることを知り、ジェリーの元までやってくるが…。

<作品解説>
コーエン兄弟といえば「ノーカントリー」でのオスカー獲得が記憶に新しいところです。シュールかつリアリスティックな物語を紡ぎ出す腕前はいつもながら見事ですね。
本作は「赤ちゃん泥棒」以来のヒットとなり、各映画賞を獲得、兄弟の代表作となりました。
タイトルは「ファーゴ」ですが、ファーゴが舞台となるのは冒頭のみ。まあ、ノースダコタってだけで半ばジョークみたいなもんです。ちなみに「実話を基に」とありますが、これもジョーク。
純粋なフィクションとなります。
さて、物語は雪に覆われた田舎町で起きます。
お金に困ったジェリーが、前科者の整備士から紹介されたチンピラ2人に誘拐を依頼します。2人に対して紹介というだけで、根拠無く信頼と言うジェリーの浅はかさ。
ところがあれよあれよという間に、単なる誘拐は3人の無関係な人間が殺されるに至り、さらに養父と養父の会計士にほとんど信頼されていないジェリーは身代金の引き渡しで揉めてしまいます。
相変わらずコーエン作品に登場する人物は癖があり、人間の個性を極端なまでに表現することで、強烈な印象を残します。
物語の流れは淡々としながら、次に何が起きるかわからない緊張感や怖さ、その中で描かれる束の間の幸せが妙に落ち着くんですよね。
身重の警察署長マージに関わる妙な人間関係もスパイスのひとつ。
なぜかといえば、マージが一番常識人という描かれ方をしていますが、彼女の夫は稼いでいるのかどうかもわからない絵描きだったりします。
個人がまともでも、周りがちょっとずれていたりするシュールもといアンバランスな設定が絶妙です。

<見どころ>
雪に覆われた田舎町で起きる凄惨な事件。
町全体が緊張感に包まれるなんて描写はありません。
それだけに、血に染まる雪の怖さ、じわっと来ます。

<出演者>
フランシス・マクドーマンド、14年前は普通に美人だったのに…「バーン・アフター・リーディング」を見ると時間の流れをひしひしと感じてしまう。本作では見事オスカーに輝き、本作で演じたマージ警察署長のTVシリーズが作られる予定でしたが、パイロット版だけになりました(パイロット版では別の女優になった)。
スティーヴ・ブシェミは相変わらずの怪演。作中でも変な顔変な顔と連呼されてちょっとかわいそう(笑)。
ウィリアム・H・メイシーもまた個性的な顔の俳優です。こうなってくるとアクが強すぎて、存在感だけでお腹いっぱい。
そして、ピーター・ストーメア。「ノーカントリー」のハビエル・バルデム演じるアントン・シガーに通じるキャラクターです。

<総評>
コーエン作品は正直言って、ある意味退屈さを抱え込んでいるので、日本人には向かないかもしれません。
言葉遊びであったり、映像としてのジョークであったり…たとえて言うなら、しゃべりすぎるタランティーノ映画と似て非なる感じでしょうか。
個人的には「ノーカントリー」の方が好きですね。
もっとも、「ノーカントリー」はコーエン兄弟の成熟された映画なので、比べること自体無粋なのですが。
一度は見ておくべき作品です。

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by syosei7602 | 2010-09-29 23:30 | ミステリ/サスペンス
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