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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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十三人の刺客
d0030824_3511073.jpg『13 ASSASSINS』 日本/2010
監督:三池崇史
出演:役所広司 山田孝之 伊勢谷友介 沢村一樹 古田新太
高岡蒼甫 六角精児 波岡一喜 石垣佑磨 近藤公園 窪田正孝
伊原剛志 松方弘樹 吹石一恵 谷村美月 斎藤工 阿部進之介
内野聖陽 光石研 岸部一徳 平幹二朗 松本幸四郎
稲垣吾郎 市村正親

公開時コピー
命を、燃やせ。

1963年に公開された工藤栄一監督、片岡千恵蔵主演の同名映画のリメイク。
監督は「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」の三池崇史。
出演は「パコと魔法の絵本」の役所広司、「シーサイドモーテル」の山田孝之、「人間失格」の伊勢谷友介、「カフーを待ちわびて」の沢村一樹、「ゲキ×シネ「五右衛門ロック」の古田新太、「猿ロック THE MOVIE」の高岡蒼甫、「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」の六角精児、「BALLAD 名もなき恋のうた」の波岡一喜、「ごくせん THE MOVIE」の石垣佑磨、「茶々 天涯の貴妃(おんな)」の近藤公園、「ガチバンMAX」の窪田正孝、「なくもんか」の伊原剛志、「TAJOMARU」の松方弘樹、「GOEMON」の平幹二朗、「HERO」の松本幸四郎、「笑の大学」の稲垣吾郎、「ベロニカは死ぬことにした」の市村正親など。

<あらすじ>
d0030824_3512245.jpg江戸時代末期、明石藩江戸家老・間宮図書(内野聖陽)が老中・土井家の門前で切腹をする。その目的は、明石藩主・松平斉韶(稲垣吾郎)の異常性格と暴虐ぶりを訴えるものだった。
土井利位(平幹二朗)は、斉韶の所業を調べ上げ、その残虐な性格を知ることとなる。既に来年の参勤交代の折には老中職に就くことが決まっている斉韶が、その性格から幕府を混乱に陥れることは火を見るよりも明らかだった。
利位は、旗本の御目付・島田新左衛門(役所広司)を呼び寄せ、事の次第を伝える。そして、尾張藩士・牧野靭負(松本幸四郎)と引き合わせ、斉韶が参勤交代で立ち寄った尾張藩での残虐な行為を語らせた。
余りの惨い仕打ちを聞いた新左衛門は職を返上し、斉韶暗殺を引き受ける。
新左衛門は、御徒目付組頭・倉永左平太(松方弘樹)に腕に覚えのある侍達を集めさせ、さらに剣の道に生きd0030824_3513218.jpgる浪人・平山九十郎(伊原剛志)や甥の島田新六郎(山田孝之)などを加えた12人で暗殺計画を練り始める。
暗殺決行は、斉韶が参勤交代で明石へ戻る道中にある小さな村・落合宿。
しかし、斉韶の側近には、かつて新左衛門と共に剣を学んだ鬼頭半兵衛(市村正親)がいた。
半兵衛は斉韶の所業に目を瞑りながら、主君を守るため、周到に準備を進めていた。

<作品解説>
オリジナル作品は、集団抗争時代劇というジャンルを確立し、クライマックスにおける13人対53騎の決戦は時代劇史上最も長い30分にも及びます。
斉韶については実在した人物ですが、本作の設定はもちろんフィクションでして、実際は将軍の弟ではなく越前松平家の出身となり、暗殺などされることなく天寿を全うしました。
本作で描かれる性格付けは11代将軍・家斉、家斉の二十五男(!)で斉韶の養子となった斉宣で、尾張藩との確執や急逝については斉宣の生涯から引用されています。
何故に暗殺の対象が斉韶になってしまったのかはよくわかりませんが、小説版ではちゃんと斉宣になっているようですね。
ストーリーベースは「忠臣蔵」や「七人の侍」でしょうか。
さて、将軍の弟だから何でもやっちまうぞ!という斉韶ですが、本作における性格はとにかく凄まじい。何の容赦もなく子どもを殺し、女性を暴行した挙げ句その夫を目の前で斬り殺して何度も切りつけるという、目に余る行為が描かれていきます。
なぜそんな性格になったのかとか、そういうものは一切無く、元々そういう異常なサディストで色欲魔というトンデモ設定。見ている側からすれば、「ああ、こいつは殺されちゃっても文句言えないね」というレベルに達しています。この残虐行為は三池監督ならではの描写、えげつないですね。
対するは、昼行灯気味な島田新左衛門と刺客12人達。
全員腕に覚えがありますが、戦乱の無い時代故に人を殺したことがあるものはごくわずか。
一番腕が立つ浪人・平山九十郎の元、敵を倒すためにはなりふり構わないことを教えられ、戦いに挑んでいきます。
オリジナル版の殺陣は30分ですが、本作はなんと50分という長丁場!
アクションシーンとしては、国内外問わず、相当な長さ…さながら香港映画の傑作「男たちの挽歌II」を彷彿とさせる面白さ。
また、近年では撮られることが少なくなった時代劇としての戦場シーンが非常にリアル、宿場町は東京ドーム20個分の広さで再現され、縦横無尽に戦いが繰り広げられます。
基本的に戦いのシーンに時間が割かれているため、刺客達の個々のエピソードが少なくなってしまったのと、宿場町の仕掛けの説明なども無かったのが残念。
集団の戦いであるが故に、敵側に凄腕がいなかったのも、ちょっと勿体なかったかな。
ラストのツッコミどころは三池監督ならではのお遊びって感じもしますが、いらなかったような、もしくはもっと別の形があったかと思います。

<見どころ>
まずは稲垣吾郎演じる斉韶の極悪非道ぶり!
終始にやけ顔で嬉々として人を殺す…見ている側からすれば「死ねばいいのに」と思わずにはいられない。
そして決戦はとにかく圧巻!
斬って斬って斬りまくれ!というセリフの通り、凄まじい戦いの連続になります。
当分、時代劇はいらないというくらい…その中で光っていたのは、東映スターして活躍した松方弘樹演じる倉永左平太の剣捌き。
さすが!と思わせる戦い振り、ひと味違います。

<出演者>
時代劇といえば役所広司、みたいな感じになっていますね。とにかく何でもこなしてしまう役所広司は安心して見られます。時代劇映画としては「どら平太」以来でしょうか。
山田孝之は骨太な感じで、アクションシーンが様になりますねぇ。
伊勢谷友介のキワモノ振りと比べると地味ですが…。
伊原剛志の剣豪っぽい雰囲気は見事。
沢村一樹をはじめとする刺客達の個々の話が無かったのはすこし残念ですが、それぞれに戦いのシーンで見事に演じきっています。
市村正親の困惑振りもまた良し、特筆すべきはジャニーズよくやらせたなぁと思う暴君・斉韶を演じた稲垣吾郎。はまってました。

<総評>
三池監督の作品はいつも間延びしたところがあって、眠くなるシーンがあるんですが、本作は141分の長さながら飽きませんでした。
個人的には三池作品の最高傑作と言えると思います。
若干、グロいシーンもあるので女性向きとは言えないですね。
久しぶりに骨のある邦画アクションでした。

<関連作品>
十三人の刺客 (オリジナル/1963)
十三人の刺客 (リメイク/2010)

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by syosei7602 | 2010-09-25 23:59 | 戦争/歴史/時代劇
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