トップ | ログイン

映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
THE LAST MESSAGE 海猿
THE LAST MESSAGE 海猿_d0030824_332251.jpg『THE LAST MESSAGE UMIZARU』 日本/2010
監督:羽住英一郎
出演:伊藤英明 加藤あい 佐藤隆太 加藤雅也 吹石一恵
三浦翔平 濱田岳 時任三郎 香里奈 勝村政信 鶴見辰吾
石黒賢



公開時コピー
愛する人に
何を残すか─。


佐藤秀峰原作の同名コミックを3D作品として3度目の映画化にして完結編。
前作からの続きとなるが、本作単体でも見られるストーリーとなっている。
監督はシリーズを手がけた「おっぱいバレー」の羽住英一郎。
出演は引き続き、伊藤英明、加藤あい、「ROOKIES -卒業-」の佐藤隆太、「新宿インシデント」の加藤雅也、「釣りバカ日誌20 ファイナル」の吹石一恵、「リアル鬼ごっこ2」の三浦翔平、「ゴールデンスランバー」の濱田岳、「春よこい」の時任三郎など。
主題歌はEXILE。

<あらすじ>
THE LAST MESSAGE 海猿_d0030824_3340100.jpg日本、ロシア、韓国が共同開発した福岡沖の巨大天然ガスプラント“レガリア”。
そのレガリアで、掘削作業船のドリルシップが高波に煽られ、ガレリアに衝突したことで火災が発生する。
さらに、大型台風が接近しており、救助の時間は限られたものになっていた。
海上保安庁救難隊の仙崎(伊藤英明)達は、レガリアの火災を抑えるために設計者の桜木(加藤雅也)を連れて駆けつける。
救助は順調に進んだかに見えたものの、突如爆発が起こり、桜木が防火シャッターを閉めて区画封鎖したために、仙崎と桜木、さらに若手隊員の服部(三浦翔平)、常駐医師・西沢(吹石一恵)、作業員の木嶋(濱田学)が取り残されてしまう。
逃げ場を失い、さらに台風によって既に現場にはヘリが近づけない状況…THE LAST MESSAGE 海猿_d0030824_33546.jpg台風が過ぎ去るのを待つしか無かったが、施設内には不気味な音が響き渡っていた。
仙崎は服部とバディを組み、皆を落ち着かせ脱出方法を模索する。折しも仙崎は環菜(加藤あい)との結婚3周年を迎え、生まて間もない息子と3人で結婚祝いをする予定だった。事故を知った環菜は不安に駆られるが…。

<作品解説>
大ヒットを記録した「海猿」シリーズ、遂に完結編です。思えば、前作でも完結編とか言われていましたが…よくある話ですね。邦画のメジャー作品としては本格的な3D映像対応になっていて、そのスケール感はハリウッド並と言っていいでしょう。
そして、引き続き海上保安庁の全面バックアップにより、実際の巡視船やヘリなどが登場。このシリーズは本当に力を入れていると感じます。
さて、ストーリーは前作とほとんど変わらないレベル。ひねりはないし、良し悪しを付けがたい展開。
事故発生、乗り込む、取り残される、救助の方法を探るというお決まりパターンです。
変わった点でいえば、主人公仙崎が環菜を結婚して子どもを設けているくらいでしょうか。
まあ、この手の作品でストーリーにひねりを期待しても仕方ない話なので、ここは割り切るしかありません。
3D対応ということですが、それを差し引いても映像は邦画トップレベルの出来映え。3Dならではの巨大さ、奥行き、そして波しぶきや水中における映像は見事。
迫力は十分なので、映画館で見ることをオススメします。

<見どころ>
3Dで水中シーンの臨場感が増しました。
また、炎のシーンや高所なども臨場感抜群。
ストーリー上の見どころは…ちょっと迷いますね。

<出演者>
完全にはまり役となった伊藤英明、演じ慣れています。この人は数少ない筋肉が見事な俳優。
加藤あいは変わらないなぁ、キレイという意味でも。
吉岡役の佐藤隆太、今回は見せ場無し、それでも存在感あります。
加藤雅也のひねた感じ、ぴったりです。こういう役もできるんですね。
なんといっても吹石一恵、白衣から見えるタンクトップ姿はユニクロのCMのせい?
バディとなる服部役の三浦翔平…すみません、ずっと石田卓也だと思ってました…似てない?似てませんよね、多分。
濱田岳、なんでもやれます。

<総評>
いわゆるエンターテイメントとしての映画です。
ちょっと嘘くさい長セリフがありつつ、泣きどころを押さえ、迫力がある…羽住監督の演出はうまいですね。
この監督、アクション映画を撮ったら結構おもしろいものができるんじゃないかと思うけど(「恋人はスナイパー」の1作目は良かったのに)。
脚本と音楽、今や売れっ子「龍馬伝」コンビ。
とりあえず、デート映画には最適な感じといったところでしょうか。
3D感はオススメ。それにしても映画館、超満員で一番前になりましたが、最前列での3Dはオススメできません。

<関連作品>
海猿 ウミザル (1作目)
LIMIT OF LOVE 海猿 (2作目)
THE LAST MESSAGE 海猿 (3作目・完結編)

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2010-09-20 03:05 | アクション/アドベンチャー
<< アリス・イン・ワンダーランド ミレニアム2 火と戯れる女 >>