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『SHADOW MAN』 アメリカ/2006
監督:ミヒャエル・ケウシュ 出演:スティーヴン・セガール エヴァ・ポープ イメルダ・スタウントン ヴィンセント・リオッタ スカイ・ベネット マイケル・エルウィン 公開時コピー このオヤジ、負け知らず。 どこまでも無敵を誇り続けるスティーヴン・セガールの邦題「沈黙」シリーズ。 監督は「沈黙の激突」「沈黙のステルス」で、セガールとタッグを組んだミヒャエル・ケウシュ。 出演はお馴染みスティーヴン・セガール、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」のイメルダ・スタウントン、「トスカーナの休日」のヴィンセント・リオッタ、「斬撃 -ZANGEKI-」のスカイ・ベネットなど。 <あらすじ> 元CIAの凄腕エージェントだったジャック(スティーヴン・セガール)は、今や引退して企業し成功を収めている。一方、養父で政府の特別捜査官ジョージ(マイケル・エルウィン)が何者かに追われていたが、なんとかジャックとの約束の場所にたどり着く。 ジョージは娘、即ちジャックの亡き妻の故郷であるルーマニアで、ジャックと娘のアマンダ(スカイ・ベネット)と休暇を過ごすことになっていた。 仕事の都合で1日遅れたジャックはブカレストに降り立っていた。 そこで彼は、CIA時代の同僚ハリー(ヴィンセント・リオッタ)と再会する。偶然とは思えない再会にいぶかしむジャックが出口に向かうとアマンダが待っていた。 だが、ハリーに気を取られた隙にアマンダが謎の女性によって、タクシーに押し込められ連れ去られてしまう。 さらに追跡しようと飛び出したジャックの目の前で、ジョージの乗っていた車が爆発する。 ジャックは一般車を奪って追跡を始めるが、そんな彼をさらに追ってくる謎の人物達がいた。 <作品解説> 既に箸にも棒にもかからなくなっているセガール作品。 本国ではビデオスルーの憂き目にあっていますが、まあ、ビデオ作品とはいえそれなりのクオリティを持っているのがセガール作品ならでは。 しかし、段々と「沈黙」のなんとか、という邦題も多すぎて何を見て何を見ていないのかさっぱりわからなくなってきました。特にキャッチコピーなんてもう適当さ加減爆発です。 さて、そんな無敵のセガール拳、今度はルーマニアで炸裂…しかも、破壊力抜群の「気功」を習得し、激しいアクション無しでも敵を倒せるという凄さ。 元CIAのジャックは企業して成功し、美人の恋人もいて、娘を溺愛しているという人物。 ところが亡き妻の父親ジョージが死ぬ直前にジャックに接触したことから、何かを受け取ったと勘違いされ、娘を攫われた挙げ句、つけ狙われる羽目になります。 意外としっかりとしたストーリーなんですが、いつもの如く敵は弱すぎるし、カーチェイスもチープ。 まあ、無敵のセガールみたさに思わず見ちゃうんですが、何故に飽きないのか不思議です(セガールも観客も…)。 好きなら見ましょう、というレベルの作品ですね。 <見どころ> そのうちカメハメ波でも撃つんじゃないかって感じに、強くなったセガール。 冒頭の道場だけで強さを把握できます。 クライマックスはそれなりに緊張感がありました。 あ、美人な恋人のヌードは一見の価値あり(笑)。 <出演者> あの精悍なセガールはいずこへ…。 ジャッキー並とは言わないまでも、体を絞って欲しい。 子役のスカイ・ベネットはそれなりにうまいです。 他のキャストもセガール映画にちょいちょい出ていますね。 <総評> 私生活でトラブルが生じているセガールですが、作品も年々パッとしなくなってきました。 近年では「イン・トゥ・ザ・サン」くらいがメジャーなくらいで、制作費が低いせいかヨーロッパなど低予算で製作出来る場所を舞台にすることが多くなっています。 本作もそのうちの1つで、どうにもこうにも全体的に地味です。 セガールというネームバリューだけで見たい人は見ましょう。 よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2010-07-14 23:58
| アクション/アドベンチャー
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