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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
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半落ち
d0030824_157940.jpg『半落ち』 日本/2003
監督:佐々部清
出演:寺尾聰 柴田恭兵 原田美枝子 吉岡秀隆 鶴田真由
伊原剛志 國村隼 高島礼子 奈良岡朋子 樹木希林
嶋田久作 斉藤洋介 中村育二 豊原功補 西田敏行
受賞:日本アカデミー賞/作品賞・主演男優賞(2004)


公開時コピー
男はなぜ、最愛の妻を殺したのか―
男はなぜ、あと1年だけ、生きる決心をしたのか―?


2002年に各ミステリー年間ランキングで1位を総なめにした横山秀夫の同名原作の映画化。
監督は「夕凪の街 桜の国」の佐々部清。
出演は「さまよう刃」の寺尾聰、「ハゲタカ」の柴田恭兵、「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」の原田美枝子、「ゴールデンスランバー」の吉岡秀隆、「ねこタクシー」の鶴田真由、「なくもんか」の伊原剛志、「ダーリンは外国人」の國村隼など。
主題歌は森山直太朗。

<あらすじ>
d0030824_1571827.jpg県警捜査一課の志木警視(柴田恭兵)は、連続婦女暴行事件を捜査を担当していた。その日、遂に容疑者宅への捜査と確保に向かうが、容疑者は農薬を飲んで意識不明の重体となる。
現場に駆けつける途中、上層部から連絡が入る。
それは、元捜査一課警部の梶(寺尾聰)が、妻(原田美枝子)を殺害したとして出頭してきた為、取調をしろという命令だった。
梶は3日前にアルツハイマーとなった妻に懇願され、扼殺したと自供する。
素直に取調に応じる梶だったが、出頭するまでの2日間、どこにいたかを頑なに拒み続けていた。
一見、簡単な事件に思えたが、完落ちせず、半落ちのまま黙り込む梶に手を焼く県警。
d0030824_1572669.jpg浮上暴行事件の容疑者が自殺を図った落ち度と、元警官による殺人に窮地に立たされたのだ。
上層部は、2日間の行動に拘る志木を無視し、調書をねつ造して事件の幕引きを図る。
しかし、地方検察庁三席検事、佐瀬(伊原剛志)は、調書がねつ造であることを見抜き、警察内部の捜査を進めようとしていた。

<作品解説>
横山秀夫作品は詳細な取材などに基づいて書かれているらしく、そのディテールについては映画作品としても有効です。本作は直木賞候補に挙がったものの、選考段階で結末について異論が付いたために落選しました(もっとも、結末の判断については選考委員側の思い込みによるミスであることが判明し、横山秀夫は直木賞と訣別宣言している)。
作品のテーマはずっしりと重く、嘱託殺人とその動機、犯人の謎の行動、県警の思惑などが絡み合う社会派サスペンスとして非常に緻密です。
さて、本作はその重いテーマの中で、警察用語である「半落ち」という言葉を軸に展開していきます。
事件を担当することになった志木、検察の佐瀬、事件を追う新聞記者、梶を弁護する弁護士など、何人かの人物による視点で進んでいくわけです。
全体の流れとして、先述した人物達の順に流れては行くのですが、唐突に視点が変わるのが残念。
恐らく、原作では個々の人物の背景がきっちりと書かれているとは思うのですが、今ひとつ判断しかねる展開が広がっていきます。
されど、そこは原作の力故か、ストーリーとしての破綻は見られません。
あるとすれば、話が流れていくというだけで、ミステリー要素が弱まってしまったところでしょうか。

<見どころ>
淡々とした流れなのですが、クライマックスの裁判シーンは泣けてきます。
ただ、このシーンも少し残念な部分もあるんですが…。

<出演者>
すっかり悲壮感漂う役柄が似合ってしまった寺尾聰。
西部警察の時は格好良かったのになぁ。
柴田恭兵ってそれほど映画に出ていない印象ですが、この人の演技も変化がないのが残念。
卓越したうまさを見せたのが樹木希林ですね。
一番残念なのが吉岡秀隆。
裁判シーンで彼だけがミスマッチでした。

<総評>
評価としてはかなり分かれるようですが、素直に見るとやはり感動します。
半落ちという状況で揺れる県警の慌て振りや、事件に乗っかろうとする記者、弁護士など様々な思惑がきちんと描かれていますが、登場人物達の中途半端な過去の語り口は些か蛇足だった気がしますね。
しかし、秀作であることには変わりないので、まだ見ていない人は是非。

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by syosei7602 | 2010-06-08 23:59 | ミステリ/サスペンス
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