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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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クローズZERO II
クローズZERO II_d0030824_0595946.jpg『CROWS ZERO II』 日本/2009
監督:三池崇史
出演:小栗旬 やべきょうすけ 黒木メイサ 高岡蒼甫 桐谷健太
高橋努 鈴之助 遠藤要 上地雄輔 伊崎右典 伊崎央登
大東俊介 橋爪遼 小柳友 金子ノブアキ 阿部亮平 大口兼悟
蕨野友也 綾野剛 波岡一喜 三浦春馬 深水元基 阿部進之介
松重豊 遠藤憲一 岸谷五朗 山田孝之

公開時コピー
第II章・完結篇!負けっぱなしじゃ終わんねぇ!

高橋ヒロシの人気コミック「クローズ」を基にした実写版2作目。
コミック版のプロローグ的な位置づけとなっている。
監督は前作に引き続き、三池崇史。
出演は前作の主要キャストをほぼ引き継ぎ、他にロックグループRIZEの金子ノブアキ、「ごくせん THE MOVIE」の三浦春馬など。

<あらすじ>
クローズZERO II_d0030824_10983.jpg鈴蘭高校最強となるため、芹沢(山田孝之)率いる芹沢軍団に勝利した滝谷(小栗旬)だったが、最強の男リンダマンこと林田恵(深水元基)には敗北してしまう。
それから数ヶ月、鈴蘭は再びトップがいない状況が続き、滝谷のG・P・Sはいまだに芹沢軍団とは相容れない立場にあった。
ある日、少年院から元鈴蘭のトップだった川西(阿部進之介)が出てくる。川西は2年前、対立する鳳仙高校のトップだった美藤を刺し殺していたのだ。鳳仙の現トップである鳴海(金子ノブアキ)は報復のため、川西を襲うが、たまたま芹沢軍団と鉢合わせしてしまう。
2年前の事件以来、鈴蘭と鳳仙は休戦状態にあったが、それを知らない滝谷が手を出したことにより、再び全面抗争に。
クローズZERO II_d0030824_101874.jpg鈴蘭の主要メンバーを闇討ちする鳳仙に、G・P・Sは分解状態、芹沢軍団を沈黙し、鈴蘭の一年はまったく言うことを聞かない。
一方、G・P・Sの伊崎(高岡蒼甫)は、鳳仙に対抗するために芹沢軍団の協力を得ようと、芹沢にタイマン勝負を挑むが…。


<作品解説>
意外なヒットと飛ばした前作に続き、主要キャストを引き継いだ意欲作…というべきでしょうか。
何かとくどかったりする三池作品の中では比較的見やすく、テンポの良い作品です。
さて、今回は鈴蘭高校制覇ではなく、対立する鳳仙との戦いがメインになります。
この鳳仙というのが幹部以外は全員丸坊主という、体育会系的なノリ。
学生がルールを作っているという時点で、高校自体が成立しないような気もしますが、ある意味一致団結している点では鈴蘭よりも上手です。
しかし、闇討ちしたりする点では卑怯だったりして、何気にむちゃくちゃ。
まあ、不良高校生のケンカなので、その辺はありなのかもしれないけど。
それはさておき、今回は原作にもある休戦協定があったり、原作でのメインキャラクターとなる人物が登場して、きちんと元ネタを生かしているのは相変わらず良いですね。
少年院から出てくる川西の絡みが意外と少なくて残念ですが、アクションも迫力があって楽しめます。
しかし、タバコのポイ捨てはいかんです。

<見どころ>
芹沢と伊崎のタイマン、そして鳳仙の坊主軍団が揃うところは圧巻。
ラストの戦いがワンパターンになりがちで残念ですが、迫力あります。

<出演者>
前作に引き続いたキャスト、これに勝る続編のあり方はないでしょう。
小栗旬も演技に箔がついていい感じ。
本作でライバルを演じた金子ノブアキも、細マッチョで雰囲気あります。
三浦春馬の活躍が微々たるものなのが残念。
で、やっぱり山田孝之の座った目をした演技が良すぎです。

<総評>
戦いを中心にした不良高校生たち…まあ、未成年がこれを見て真似しなければいいだけど。
そういう意味では大人向けというべきでしょう。
若干尺が長すぎた気もしますが、全うな続編としては成功ですね。

<関連作品>
クローズ ZERO
クローズ ZERO II

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by syosei7602 | 2009-12-10 23:26 | アクション/アドベンチャー
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