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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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沈まぬ太陽
d0030824_2162582.jpg『沈まぬ太陽』 日本/2009
監督:若松節朗
出演:渡辺謙 三浦友和 松雪泰子 鈴木京香 石坂浩二
香川照之 木村多江 清水美沙 鶴田真由 柏原崇 戸田恵梨香
大杉漣 西村雅彦 柴俊夫 風間トオル 山田辰夫 菅田俊
神山繁 草笛光子 小野武彦 矢島健一 品川徹 田中健
松下奈緒 宇津井健 小林稔侍 加藤剛

公開時コピー
魂が、震える。

山崎豊子の全5巻からなる同名小説の映画化。
監督は「ホワイトアウト」の若松節朗。
出演は「硫黄島からの手紙」の渡辺謙、「ヘブンズ・ドア」の三浦友和、「笑う警官」の松雪泰子、「サイドウェイズ」の鈴木京香、「私は貝になりたい」(2008)の石坂浩二、「カイジ 人生逆転ゲーム」の香川照之、「252 生存者あり」の西村雅彦、「週刊バビロン」の柴俊夫、「ごくせん THE MOVIE」の宇津井健など。
主題歌は福原美穂。

<あらすじ>
d0030824_2164038.jpg国民航空では30周年の式典が行われていた。ケニア大使に随伴していた恩地(渡辺謙)は、かつて労働組合の委員長をしていたことから目を付けられ、追い出されてしまう。
ちょうどその頃、東京発大阪行きの123便が御巣鷹山に墜落。乗員乗客含め520名が犠牲になるという大惨事が発生する。
恩地は遺族の世話係になり、遺族の悲しみを親身になって受け止めていく…そんな恩地は10年近くもの間、海外勤務をしてきたばかりの身だった。
昭和30年代、国民航空の労働組合委員長を務める恩地は、待遇改善を求めて副委員長の行天(三浦友和)らと共に活動して、見事待遇改善を勝ち取る。
しかし、その後の人事で恩地はパキスタンに飛ばされてしまうことに。
一方、行天は上層部の八馬(西村雅彦)、堂本(柴俊夫)から将来を約束されて会社側へ寝返るのだった。
恩地は社長の2年経てば日本に帰れるという言葉を信じて勤務に耐えるが、社内から過激分子として目を付けられ、詫び状を書かないためにイランへの異動を命じられる。
それでも己の信念を曲げない恩地は妻子を日本へd0030824_2165440.jpgと戻してひとり海外勤務を続けていく。そんな彼の元に母親危篤の報せが…久しぶりに帰国した恩地だったが、母親の死に目にはあえず、さらにかつて労働組合で一緒だった仲間が懲罰人事で不遇の元にあると知る。
そんな彼らとは対照的に、行天は出世を重ねていた。恩地は再び異動を命じられてケニアに飛ぶことになるが…。

<作品解説>
制作費20億円、約202分という超大作…それも原作全5巻をまとめてしまおうというのだから、邦画としては異例の作品です。かなり重たい作品なので、前後編といった扱いが出来なかったのでしょう。
また、この手の作品で重要なのは見る前に原作を読まないこと、かならず粗が見えてしまうと思います。
それはさておき、監督の若松節郎は「ホワイトアウト」でデビューしましたが、随分とうまくなりました。
非常にテンポがよく、3時間超という長さでも飽きずに見られます。
制作時には日本航空(JAL)が反対したり(遺族感情に関わるという言い分)と、未だにあの事故の影響を物語っています。もっとも加害者側が被害者の心情を語る時点で、JALの本質が見え隠れしますね。
さて、本作は主人公・恩地が会社から理不尽な異動を突き付けられるという物語、もう一つは日本に戻ってから事故の事後処理に奔走する物語、そしてその裏で暗躍する政治家との癒着、不正などが焦点となっていきます。
全体のベースが高度経済成長期と重なっており、その中で業績を伸ばしていく国民航空…付け届けや接待など、官僚主義と一部の政治家による利権絡みは当たり前で、一方では労働組合を排除して合理化を進めていきます。会社というものが経営陣の手腕によってのみ動いている、と勘違いしている連中の基本的なパターンですね。
ただ、主眼は恩地が大半となっているため、ライバルとなる行天のシーンが少ないのは残念。
もっと利権絡みのドロドロした部分があっても面白かったですね。
映像としては及第点。
CGなどが甘い部分があったり、牛丼屋のシーンで背後に通る車が最近のだったりして。
それらを差し引いても、全体的はよくまとまっており、非常に見やすい作品でした。

<見どころ>
昭和30年代の雰囲気や飛行機の墜落シーンなどは見事。
主人公・恩地が錯乱する場面は印象的でした。

<出演者>
ああ、やっぱりうまいなぁと素直に思える渡辺謙。
三浦友和は恰幅が良くなったせいか、非常に悪そうに見えます。
松雪泰子は益々綺麗になっていますね。
鈴木京香が思いの他…いや、なんでもないです。
西村雅彦と柴俊夫の悪辣ぶりがいいな~。

<総評>
映画としてのレベルは非常に高いと思います。
むしろ、これ以上のことをするならテレビドラマ化するしかないですね。
ただ、本作はテレビ会社が関わっていないところがすごい。
きっちりと作ったという印象が伝わってきます。
非常に長いし、重たいテーマを扱っていますが、劇場で見るだけの価値はあるでしょう。
長いのでデジタル上映がオススメです(目が疲れにくかった)。

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by syosei7602 | 2009-11-15 21:08 | ヒューマン/ドラマ
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