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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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ロックンローラ
ロックンローラ_d0030824_23102293.jpg『ROCKNROLLA』 イギリス/2008
監督:ガイ・リッチー
出演:ジェラルド・バトラー トム・ウィルキンソン タンディ・ニュートン
マーク・ストロング イドリス・エルバ トム・ハーディ
トビー・ケベル  ジェレミー・ピヴェン クリス・ブリッジス



公開時コピー
最後に笑うのは誰だ!?
ロンドン、ギャング&ロックンロール!


「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のガイ・リッチー監督による、クライムコメディ。
出演は「P.S. アイラブユー」のジェラルド・バトラー、「フィクサー」のトム・ウィルキンソン、「クラッシュ」のダンディ・ニュートン、「バビロン A.D.」のマーク・ストロング、「リーピング」のイドリス・エルバ、「マリー・アントワネット」のトム・ハーディ、「コントロール」のトビー・ケベルなど。

<あらすじ>
ロックンローラ_d0030824_231009.jpg宙に浮いた土地を購入して、一儲けを企むワンツー(ジェラルド・バトラー)は、不動産業でのし上がった街の顔役レニー(トム・ウィルキンソン)に大金を借りて、各方面への根回しを頼む。
ところが、間際になって土地への建築許可が頓挫。
ワンツーは多額の借金を背負ってしまうことに…しかし、実はレニーが全てを企んで土地を横取りした結果だったのだ。
そんなレニーに対して、右腕のアーチー(マーク・ストロング)は、いつまでも昔のままではないと忠告をする。
しかし、ロンドンで絶対的権力を持つレニーはそんな言葉に耳を貸そうとしない。
レニーは、土地を活用するためにロシア人投資家のユーリ(カレル・ローデン)に投資を依頼し、あわよくば利用しようと企む。
ロンドンでのし上がりたいユーリは、ロックンローラ_d0030824_23101014.jpg投資を快諾。その証として、自らのラッキーアイテムとして大切にしている絵画をレニーに預ける。
気をよくしたレニーだったが、なぜかその絵が家から盗まれてしまうのだった。
一方、ワンツーは昔馴染みの“完璧な会計士”ステラ(タンディ・ニュートン)から、ある大金強奪の計画を持ちかけられるが…。


<作品解説>
小気味よいサントラに載せて、三度イギリスを舞台にしたガイ・リッチー監督お得意の作品です。
何人かの登場人物、絡みあう伏線、お馴染みのギャグを交えて、クセのある登場人物たちが右往左往。
ぶっちゃけていえば、いつもの調子ってところですね。
さて、本作は小悪党のワンツーが不動産投資に手を出して、あっけなく騙されるところから始まります。
多額の借金、返すあては無し。
そんな時に持ちかけられる大金を手に入れるお手軽な方法…はてさて、クライムゲームに突入。
しかし、本作は「ロック・ストック~」「スナッチ」と違うところは、主人公であるワンツーが成り行き任せなところ。
先の2作は主人公がそれなりに頭を使っていますが、本作では初めから騙されています。
もっともそれ以外は、いつもとあんまり変わらなかったりして。
キーとなるのは、タイトルにもある「ロックンローラ」。
これは登場人物のひとりがロックバンドのカリスマであり、物語全体の鍵を握っているところから来ています。
そして、なぜに「ロックンローラ」なのか。
ラスト、個人的には及第点って感じですね。
全体のノリは好きなんだけど。

<見どころ>
主人公ワンツーが、中盤でとっても困った目に。
その結果はいかに!?
笑えます。

<出演者>
男前なジェラルド・バトラーが二枚目半で登場。
妙に普通な悪党になってました(笑)。
トム・ウィルキンソンがいいですね。わがままな大物なのに、威厳ゼロ。
対照的だったのがマーク・ストロング、威厳あります。
タンディ・ニュートンが魅力的。

<総評>
良くも悪くもイギリス映画。
個人的にはイギリス映画のノリって大好きです。
音楽もいいんだよなぁ。
もう少し、ラストを詰めてくれたら良かったかも。

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by syosei7602 | 2009-11-10 23:07 | ハードボイルド/犯罪
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