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『THE GODFATHER: PART II』 アメリカ/1974
監督:フランシス・フォード・コッポラ 出演:アル・パチーノ ロバート・デュヴァル ダイアン・キートン ロバート・デ・ニーロ ジョン・カザール タリア・シャイア リー・ストラスバーグ マイケル・V・ガッツォ マリアンナ・ヒル ハリー・ディーン・スタントン ダニー・アイエロ 受賞:アカデミー賞/作品賞・助演男優賞 他(1974) 公開時コピー 巨大な組織を 若い新しいゴッドファーザーが 受け継いだ- マフィア映画であり、ヒューマンドラマとして名高い傑作の続編。 監督は前作に引き続き、「地獄の黙示録」のフランシス・フォード・コッポラ監督。 出演は「オーシャンズ13」のアル・パチーノ、「サンキュー・スモーキング」のロバート・デュヴァル、「恋愛適齢期」のダイアン・キートン、「グッド・シェパード」のロバート・デ・ニーロ、「ディア・ハンター」のジョン・カザール、ロッキー」シリーズのタリア・シャイアなど。 <あらすじ> 1901年、シチリアのコレルオーネ村。ヴィトの父、アントニオ・アンドリーニの葬儀が行われていた。彼は地元のマフィア、ドン・チッチオを侮辱したことで殺されたのだ。そして、復讐を誓った兄も葬儀の最中に殺されてしまう。母親と共にチッチオの元を訪れるが、チッチオはまだ9歳のヴィトすらも復讐に来ることを恐れ殺そうとする。しかし、母親の体を張った機転と村人の協力により、ヴィトはアメリカに逃げ延びるのだった。 1958年、ネバダ州タホ湖。ヴィトが亡くなり、マイケル(アル・パチーノ)が組織を引き継いでから5年。ファミリーはこの地に移っていた。ラスベガスのカジノから収入があるためだった。 マイケルの邸宅では息子アンソニーの初聖体式の祝いが盛大に開催されていた。その最中、マイケルはかつてのヴィトの様に持ち込まれてくる様々な問題に対処していた。 そこにやってきたのはネバダ州の上院議員ギーリーで、ファミリーが手に入れたカジノホテルの賭博ライセンスについての話をしにきていた。 しかし、ライセンス料に法外な価格を設定し、マイケルはこれをつっぱねて交渉は決裂してしまう。 さらに厄介な問題が持ち上がっていた。妹のコニー(タリア・シャイア)が離婚したばかりなのに、またマイケルの意にそぐわない男を連れてくる。 次にクレメンザの死後に縄張りを得たフランク(マイケル・V・ガッツォ)がやってきた。彼は縄張りについてロサト兄弟と揉めており、戦う姿勢を崩さない。ロサト兄弟のバックには、かつてヴィトと仕事をしていたハイマン・ロス(リー・ストラスバーグ)がいた。 ロスを信用するマイケルは、フランクに事を収めるように言うが話はこじれてしまう。 その夜、マイケルは寝室でマシンガンによる襲撃を受けるのだった。 <作品解説> シリーズものとして、2作連続アカデミー賞に輝いた傑作です。 物語は前作から5年後、そして若き日のヴィトが描かれていきます。 1つの作品でアル・パチーノとロバート・デ・ニーロが出演している作品は、これ以外に「ヒート」しかないという意外な事実(不仲が噂されていましたが、実は仲がいいらしい)。 それはさておき、前作からキャストがほぼ引き継がれており、世界観をかっちりと固めているのが見事です。 さて、前作はマイケルが新しいドンになるまでの過程を描いていますが、本作はファミリーの成り立ちとマイケル一家の崩壊という相反するものが同時に描かれていきます。 前日譚と後日譚が交互になりますが、映像が大きく変わるので混乱することはありません。ただ、話が切れてしまうので一瞬展開がわからなくなったりして。 本作でのポイントはマイケルの冷酷さにあります。ファミリーの長として頑張り続けても、少しずつ家族の心がわからなくなり、自分の求めるものと家族の求めるものに差違が出てくることに気が付きません。 常に家族のことを考えていた父親ヴィトとの違いがハッキリと現れてきます。 ファミリー=家族、もしくはファミリー=組織なのか、この考え方の違いによりマイケルの苦悩が大きくなっていきます。 前作にあったような緊張感が薄くなり、ゴッドファーザーとしての人間性を主眼にした物語は、新たな面白さを見せてくれますね。 <見どころ> 冷静沈着であった筈のマイケルが様々な問題により、激高します。 この怒り方がなんともいえない。 そして、背が比較的低いアル・パチーノですが、存在感により大きく見えます。 <出演者> アル・パチーノをはじめ、前作に引き続いて登場した出演者たちは相変わらず見事。 本作ではロバート・デ・ニーロがアカデミー助演男優賞を受賞しました。しわがれた声を含め動きなど前作のマーロン・ブランドを研究している演技が素晴らしい。 <総評> 個人的には1作目が好きですね。 あの緊張感がたまらない。 本作はかなり重厚ではあるんだけど、落ち着きすぎた感じもします。 なにはともあれ、見事な作品です。 <関連作品> ゴッドファーザー ゴッドファーザーPART II ゴッドファーザーPART III よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2009-08-16 23:59
| ヒューマン/ドラマ
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