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『天河伝説殺人事件』 日本/1991
監督:市川昆 出演:榎木孝明 岸恵子 日下武史 財前直見 山口粧太 岸田今日子 山口真司 岸部一徳 奈良岡朋子 大滝秀治 神山繁 加藤武 伊東四朗 石坂浩二 公開時コピー 金田一耕助から十五年……天河に浅見光彦、走る 内田康夫原作の推理小説・浅見光彦シリーズ、第23作目にあたる同名作品の映画化。 シリーズとしては初の映画作品。 監督は「犬神家の一族」の市川昆。 出演はTVシリーズで浅見光彦を演じていた「チェスト!」の榎木孝明、「俺は、君のためにこそ死ににいく」の岸恵子、「青春デンデケデケデケ」の日下武史、「幕末純情伝」の財前直美、「WINDS OF GOD ウィンズ・オブ・ゴッド」の山口粧太、「春の雪」の岸田今日子、「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」の岸辺一徳、「釣りバカ日誌」シリーズの奈良岡朋子、加藤武、「母べえ」の大滝秀治、「I am 日本人」の神山繁、「築地魚河岸三代目」の伊東四朗など。 <あらすじ> 東京・新宿で川島という能衣装会社の営業をしていた男が突然死亡する。 同じ頃、能の名門・水上流では秀美(財前直美)と和鷹(山口粧太)のどちらを跡継ぎにするか揉めていた。 2人の腕前はほぼ同等、秀美は兄の和鷹に跡継ぎになるようにいうが、和鷹は逆に秀美が跡継ぎになるのがふさわしいと考えていた。 時同じくして、ルポライターの浅見光彦(榎木孝明)は、先輩の剣持(伊東四朗)から、能についての記事執筆を依頼される。 浅見は奈良の吉野で出会った女性、長原敏子(岸恵子)にもう一度会ってみたいという思いからそれを引き受ける。そして、能では有名な吉野の先にある天河村にある天河神社に向かうが、その途中、道外れに佇む男を見つけて話しかける。 その男は水上流の1人、高崎義則(神山繁)だったが逆に怪しまれてしまう。 天河村に着いた浅見は、敏子が営む旅館に宿をとるが、次の日、高崎殺しの容疑を掛けられて拘留されてしまうのだった。 <作品解説> 角川映画十五周年記念作品の第二弾として制作され、続編を匂わす形で終わりましたが、角川書店内の混乱で続編は制作されず。 浅見光彦シリーズとしては、唯一の劇場作品となりました。 原作を読んだことがあるんですが、こんなストーリーだっけ?と思うところがしばしば…もっとも、テレビ版がそれなりによくまとまっているので、あえて映画として作られたのは意味があったのか疑問です。 また、市川昆が監督したことで、雰囲気は「犬神家の一族」っぽい感じ。ただ、個人的に思うのは、このシリーズって意外とライトな感じのため、監督の作風とは合わなかった気がします。 さて、ストーリーはよくある連続殺人事件。 ルポライターの浅見光彦が「関わらない」と言いつつも、美女の色香に迷い?、探偵役をかって出ます。 シリーズの見どころは常に新しいヒロインが登場しながら、浅見といい雰囲気になるところで終わる、というパターンです。これはシリーズそのものの時間が固定されているため(マンガなどでよくある「歳を取らない」パターン)にできることであり、そして主人公の浅見の恋はいつも成就しません(笑)。 ただ、第1作からは時間が動いており、またシリーズが進むにつれて、浅見光彦の探偵としての噂が広まっているというルールもあります。 それはさておき、全体的にはよくまとまっていますが、犯人があっさりわかってしまったり、トリックも複雑ではないので面白みにかけます。 登場人物たちの設定はしっかりとしているのに、シナリオが若干空回りという印象があるので、もったいないかも。 お馴染みのソアラが出てこないのも残念です。 <見どころ> 能を演じるのに、なぜかパーマが当たっている財前直美…バブル期なので髪型、化粧ともに凄いです。 見どころではないですが。 <出演者> 榎木孝明演じる浅見光彦は、原作者である内田康夫のお墨付きだそうで、はまり役です。 岸恵子は上品な演技、対照的なのは岸田今日子。 財前直美が結構な美人ぶりを発揮、そして伊東四朗がいい味だしています。 <総評> 当時は結構、宣伝をしていた記憶があります。 確か同名タイトルのイメージソングと中森明菜によるイメージソング「二人静」も発売されていました。 劇中で使われてはいなかった気がしますが…。 角川映画の末期作品、パワーが弱かったのが残念です。 よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2009-08-12 23:59
| ミステリ/サスペンス
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